臨床試験管理センター
センター長のご紹介
治験や臨床試験を通じて医学の進歩に貢献すべく、
国際的にも情報収集や発信を行っています
センター長 |
小池 竜司 -Ryuji Koike- |
専門医 |
日本内科学会認定 総合内科専門医
日本リウマチ学会認定 リウマチ専門医
日本感染症学会認定 感染症専門医 |
専門分野 |
内科学
膠原病内科学
感染症学
臨床薬理学 |
研究領域 |
リウマチ性疾患や感染症の診断と治療、レギュラトリーサイエンス |
電話番号 |
03-5803-4575 |
専用ホームページ |
http://www.tmd.ac.jp/med/crc/ |
医学の進歩のためには臨床研究が必須であり、中でも治験は薬や医療器具の実用化に直結する最も重要な臨床研究です。治験という言葉は昔と比べれば普及しましたが、その具体的な内容や日本の現状についてはまだまだ理解されていません。私たちは治験や臨床試験を通じて医学の進歩に貢献すべく、様々な活動を行っています。「治験」「臨床研究」という言葉に興味をお持ちになったら、どうぞ遠慮なくお声をかけて下さい。
センターの概要
画期的な新薬の治験や臨床研究を積極的に受け入れ、参加いただいた患者さんの診療サポートを手厚く行います。また開発中の新薬の治験や、斬新な臨床研究の受け入れと支援も行います。13名の臨床研究コーディネーターが常駐し、治験に参加される患者さんへのご説明や受診のサポートから、世界で開発中の新薬や治験に関する最新の情報まで提供いたします。
おもな診断・治療法
企業治験・医師主導治験の受託と支援、医師主導臨床研究の計画作成および実施の支援。平成27年度受託治験66プロトコール、113症例。
高度な先進医療
膠原病・リウマチ性疾患、神経難病、炎症性腸疾患、ブドウ膜疾患などの治験を積極的に受託しており、実施件数も多いのが特徴です。統計専門家が常駐し、医師主導の臨床研究計画策定について、統計解析相談を受託しています。
その他
関東甲信越の9国立大学病院とともに、大学病院臨床試験アライアンスを組織し、治験環境の改善や実施の効率化のために協調して活動を行っています。国内のみならず国際的にも情報収集や発信を行っており、2011年度にはアライアンス活動に対してISO 9001認証を受けました。
大学病院臨床試験アライアンスを通じた広報活動の展開
大学病院臨床試験アライアンスの加盟校として本センターは広報活動を担当しています。2011年から「学園祭」の場をお借りして、治験や同アライアンスの啓発・周知を目的とした講演会やブース展示などの広報を展開しました。本学のお茶の水祭では2015年で5回目となる講演会、タイトル「新薬誕生までの道のり~治験・臨床試験・臨床研究~」で小池センター長が講演し、新薬ができるまでの
それぞれの段階や、治験は倫理的原則に沿って実施されていることなどを紹介しました。高校生、在学生、一般市民の方々が熱心に耳を傾けており、臨床試験、治験について興味をもって聞いて下さいました。
東京医科歯科大学学園祭での講演会とブース展示の様子
筑波大学の学園祭における広報活動の様子