治験・臨床試験について
私たち消化器内科肝臓グループでは、いまだ治療薬の乏しい肝疾患において、臨床試験(治験)に積極的に参画し、新薬の開発にも精力的に取り組んでおります。東京科学大学病院には臨床試験管理センターが整備されており、被験者の皆さまの安全や倫理的問題は十分に配慮されているなど、当院における治験実施環境は充実しています。
消化器内科肝臓グループでこれまで行って来た治験としましては、B型およびC型肝炎などのウイルス性肝炎や、肝がん、非アルコール性脂肪肝炎(NASH)などを対象としたものが多く、全国有数の治験実績があります。最近では、B型肝炎に対するウイルス排除(機能的治癒:functional cure)を目指した治療や、非アルコール性脂肪肝炎に対する治療、肝硬変における抗線維化治療など、いずれも治療薬がいまだ存在しない肝疾患を克服すべく数多くの治験が実施されています。
各治験においては、組み入れ基準や期間等が詳細に決められています。治験参加のご希望につきましては、是非「肝炎・肝がん撲滅外来」の担当医とご相談いただけますと幸いです。
現在募集中の治験につきましては、こちらをご参照ください。
最近の主な治験実績(終了したもの・実施中のものを含む)
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慢性肝疾患に伴う難治性そう痒症を対象とした経口薬
C型肝癌治癒後を対象とした経口薬
C型慢性肝炎を対象とした経口薬
C型慢性肝炎・肝硬変に対する経口薬
C型慢性肝炎を対象とした経口薬と注射・点滴
C型慢性肝炎を対象とした経口薬
非アルコール性脂肪肝炎を対象とした経口薬
B型慢性肝炎を対象とした経口薬
B型慢性肝炎を対象とした経口薬
C型慢性肝炎を対象とした経口薬
C型肝炎を対象とした経口薬
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慢性B型肝炎ウイルス感染を対象とした経口薬と注射・皮下注
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慢性B型肝炎ウイルス感染を対象とした経口薬と注射・皮下注・点滴
非アルコール性脂肪肝炎を対象とした注射・皮下注
非アルコール性脂肪肝炎を対象とした注射・皮下注
非アルコール性脂肪肝炎を対象とした注射・点滴
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B型肝炎及びD型肝炎ウイルス共感染を対象とした経口薬と注射・皮下注
2021年6月現在