診療科・センター・部門

腫瘍センター

センター長のご紹介

がん診療の拠点として院内各診療科や各部署、歯学部附属病院、
地域との連携の基点となるべく活動を活性化します

センター長 三宅 智 -Satoshi Miyake-
専門医 日本緩和医療学会 暫定指導医
専門分野 緩和医療学
研究領域 臨床腫瘍学
臨床倫理学
電話番号 03-5803-4886
専用ホームページ http://www.tmd.ac.jp/canc/center/index.html

腫瘍センターが発足して4年目になります。緩和ケアチーム活動、がん化学療法のレジメン管理体制、キャンサーボードの活性化などが実現し、今後の当院におけるがん診療の拠点として院内各診療科、各部署そして歯学部附属病院や地域の皆様との連携の場として機能するように活動を継続していきます。何卒よろしくお願いいたします。

センターの概要

腫瘍センターは化学療法、緩和ケア、がん相談支援、がん診療連携、がん登録の5 部門からなり、レジメン審査、緩和ケアチーム、キャンサーボードなどがん診療を横断的に調整する部門です。ピアサポートにも力を入れており、がんサロンなどの運営も行っています。

おもな診断・治療法

化学療法における診療は主科によって行われています。緩和ケアチームでは、症状の緩和だけでなく、必要に応じて腫瘍内科的な診断法や治療法の提案も行っています。特に、放射線治療科、ペインクリニック、骨転移外来との密な連携を行っています。

高度な先進技術

外来化学療法・注射センターでは、最先端の分子標的治療薬を含むがん薬物療法を行っています。
緩和ケアチームでは、主科からのコンサルテーションを受けて、身体および精神的な苦痛の緩和を行っています。

取り扱うおもな疾患

腫瘍センターで取り扱うほとんどの患者さんは悪性腫瘍(癌、肉腫、白血病・悪性リンパ腫など)です。
これら以外にも緩和ケアチームでは、非がん疾患(心不全、腎不全、慢性呼吸器疾患、神経難病)などの症状緩和にも取り組んでいます。

センターにおける研究テーマ

頭頸部・食道領域のがん患者に対する早期からの緩和ケアの導入の効果

取り組み

同一敷地内にあり、口腔がん患者数では日本有数の歯学部附属病院と緊密な連携を行い、口腔がん患者に対する早期からの緩和ケアや相談支援を実践しています。