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実験プロトコル

大腸菌の蛋白質発現

GST-、MBP-、His6-fusion proteinの発現check

50% beadsの準備

  • Glutathione sepharose beads = GST-fusion protein
  • Amylose resin = MBP-fusion protein
  • NiNTA-Agarose = His6-fusion protein
  • ビーズを15ml corning tubeにとり遠心1000rpm、2分
  1. supを除く
  2. 50mM Tris-HCl pH 7.4、100mM NaCl 10mlにresuspend
  3. 遠心1000rpm、2分
  4. 1.〜3.×4回
  5. 50mM Tris-HCl pH 7.4、100mM NaClで50%になるようにresuspendし、4℃保存

前日

  1. 培養dishから1コロニーずつ竹串で削り、15mlのtwo position tubeに入れたLB-Amp培地5mlにinoculate(無菌操作)
  2. 37℃でincubate、over night

当日 a.m.

  1. tubeからLB-Amp 45ml入れた100ml culture bottleに移す
  2. 37℃でincubate、60min
  3. 30℃でincubate、30min
    この間に,IPTG(0.2g/ml) stockを出し、water in iceで溶かす
  4. IPTG(0.2g/ml) stock 10μl加える
  5. 30℃でincubate、3時間

当日 p.m

  1. culture bottleから50mlのcorning tubeに移す
  2. 遠心3300rpm、10分
    この間に1.5cc tube(サンプル数×2)を冷やしておく.
  3. Supを捨て,tubeを逆さにしてしばらく立てておき,滴を落とす.
  4. PelletにBuffer A(50mM Tris-HCl pH 7.4, 100mM NaCl) 1mlを加える.
  5. Sonication 10sec×6.
  6. 20% Triton X-100を50μl加える(final 1%)
  7. ブルーチップで1.5cc tubeに移す
  8. 遠心15000rpm、2分、4℃
  9. Supを別の1.5cc tubeに移す(pelletはon iceで置いておく)・・・*へ
  10. 適切な50% beadsを20μl加える
  11. パラフィルムでシールし、低温室のrotorでincubate、2時間
  12. 遠心 1000rpm、5min分、4℃
  13. Supをブルーチップで取り除く
  14. PelletにBuffer Aを400μl加える
  15. 12.〜14. ×4回繰り返す
  16. 4回washが済んだら、PelletにBuffer Aを60μl加え、3×SDS stopping bufferを30μl加える
  17. 98℃、5分、boil
    *pelletはBuffer Aを1ml加えsonicationし、うち100μlに3×SDS stopping bufferを50μl加え、不溶性画分とする。
  18. 98℃、5分、boil
  19. ビーズに結合したもの、不溶性画分それぞれ別々にSDS-PAGE
  20. CBB染色、緩やかに振盪、20分
  21. 脱色。脱色液と染色液吸着用にキムワイプを入れ,ラップをかけて電子レンジ強2分で強制脱色
  22. 緩やかに振盪して脱色する

ゲルの乾燥

  1. 吸引器の周囲に氷を入れる.
  2. ゲルを濾紙上にしわができないように広げる.
  3. 台紙の上に濾紙+ゲルを乗せ、ラップをしわなくかける.
  4. シートをかけ、吸引開始.
  5. 70℃、60分にセットし、RUNを押す
  6. シートを外してから、吸引を終了する
  7. 氷をかたづける