「創生医学」では、各組織や臓器が形成される(発⽣)仕組みや、いったん形成された組織や臓器が傷害後元に戻る仕組み(再⽣)、外的および内的因⼦から⽣体を防御する仕組み(恒常性)の解明を⽬的とする基礎⽣物学研究に加えて、発⽣・再⽣・恒常性破綻によって⽣じる各種疾患の発症機構解明を⽬的とする病態研究を⾏います。
詳細ページへ本研究領域では、希少疾患・難病に潜む“鍵”を見出すために、臨床検体や各種病態モデルを対象として先端的な技術を駆使した多元的な解析を試み、研究成果を疾患の予測や先制医療、新たな治療モダリティの開発につなげることをめざす。
詳細ページへ本口腔科学研究領域では、①口腔細菌叢を機軸とした口腔と全身のクロストーク解明 ②がんおよび慢性炎症における頭頸部粘膜微小環境の特性解明と治療法開発 ③口腔システム―脳連関の統合的解明による早期口腔医療の創発 の3プロジェクトを計画班および公募班で推進していきます。
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医歯学系重点研究領域
2022年度から旧東京医科歯科大学が指定国立大学法人になったことに伴い、従来からある3つあるライフコース研究コンソーシアムを3つの医歯学系重点研究領域に発展的に移行しました。創生医学コンソーシアムは『創生医学』医歯学系重点研究領域として継続、未来医療開発コンソーシアムと難病克服コンソーシアムは統合して『希少疾患・難病』医歯学系重点研究領域に移行し、新しく『口腔科学』医歯学系重点研究領域を設置しました。これらの医歯学系重点研究領域は、科研費の学術変革領域研究を模倣し、計画班(医歯学系重点研究領域では「指定研究者」と呼びます)と公募班(「公募研究者」と呼びます)を構成します。各領域は領域横断型の構成として、年複数回の医歯学系重点研究領域会議を開き、異分野研究者間におけるディスカッションによる新たなアイデアの創出をはかり、医歯学系重点研究領域内共同研究により外部の競争的研究費を獲得し、医歯学系重点研究領域をさらに充実されることを目標とします。
本組織を管轄する東京科学大学について
Science Tokyo(東京科学大学)は、東京医科歯科大学と東京工業大学が統合して2024年10月に誕生した国立大学です。
「『科学の進歩』と『人々の幸せ』とを探求し、社会とともに新たな価値を創造する」をMission に掲げ、両大学のこれまでの伝統と先進性を生かしながら、どの大学もなしえなかった新しい大学の在り方を創出していきます。
リンク ≪参考≫医歯学系重点研究領域の前身コンソーシアム