GeM創⽣医学 GeM
[Generative Medicine]

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GeM
[Generative Medicine]

「創生医学」では、各組織や臓器が形成される(発⽣)仕組みや、いったん形成された組織や臓器が傷害後元に戻る仕組み(再⽣)、外的および内的因⼦から⽣体を防御する仕組み(恒常性)の解明を⽬的とする基礎⽣物学研究に加えて、発⽣・再⽣・恒常性破綻によって⽣じる各種疾患の発症機構解明を⽬的とする病態研究を⾏います。また、これら知⾒を基盤として、内在性の恒常性維持機構や生体防御機構、再生能力を高めるエンジニアリング手法、機能性細胞・ミニ臓器の構築技術を三位一体とした共同開発をすすめ、画期的な早期診断法および治療法の研究開発を目指します。
本学では早くから口腔や免疫細胞、膝関節、腸管などの領域で再生医療研究が行われており、2017年9月に「創生医学コンソーシアム」が設立されました。2022年4月からスタートした指定国立大学が掲げる重点領域研究の発展のため、本「創生医学」では、新たな枠組みで、学内および企業連携を強化し、「創生医学コンソーシアム」が築いた実績を継承・発展させ、人類の健康に貢献する診断法や治療法の開発を行うことを目的とします。
「創生医学」の戦略について説明します。対象疾患を広く捉えること、また、研究の視点を広げることによって、本学の医学部、歯学部、保健衛生、材研、難研、統合研究機構などに所属する多くの皆さんが参加できる研究領域を目指します。そのため、「機能する細胞・組織・臓器を失った疾患」を対象とします。内在性の恒常性維持機構や生体防御機構、再生能力を高めるエンジニアリング手法、機能性細胞・ミニ臓器の構築技術を三位一体とした、共同開発をすすめ、画期的な早期診断法および治療法の確立を目指します。この実現のために、計画班員と公募班員が連携して、GeM-1の発生・再生・恒常性の基礎研究から、GeM-2の組織・臓器構築を目指す応用研究、そしてこれらの機能を高めるGeM-3のエンジニリアリングを担当し、医療系総合大学の使命を果たします。

創生医学領域長 仁科 博史

領域長

仁科 博史

難治疾患研究所 発生再生生物学分野 教授

副領域長

武部 貴則

統合研究機構 創生医学コンソーシアム 教授

アドバイザー

森尾 友宏

大学院医歯学総合研究科 発生発達病態学分野 教授

PUBLICLY OFFERED RESEARCH PROJECTS

GeM-1

発⽣・再⽣・恒常性

ライフサイクルを通したヒトの発生・再生・恒常性を研究することで、先天性疾患から加齢疾患までの病態を解明し、治療法の開発を行います。

GeM-2

組織・臓器構築

発生・再生生物学や幹細胞生物学の知見に基づき、多能性幹細胞や組織幹細胞から in vitroで構造化・機能化された組織・臓器を生み出すための創生医学研究を行う。さらに、これらを用いることで難治性疾患の診断・治療法の開発を目指す。

GeM-3

エンジニアリング

材料科学、システム⼯学、データ科学などの知⾒を基盤にして、医学や⻭学領域の治療に貢献する金属、セラミックス、ポリマーおよび⽣体組織などのバイオマテリアルや、デジタル計測法や素材加⼯技術の開発を⾏い、創⽣医学の臨床応⽤を⽬指す。