「焦点性てんかんの新しいモデルマウスの作成に成功」【田中光一 教授】
東京医科歯科大学難治疾患研究所分子神経科学分野の石田紗恵子助教(現 東京大学医科学研究所先進動物ゲノム研究分野 助教)と田中光一教授の研究グループは、東京大学医科学研究所先進動物ゲノム研究分野 真下知士教授との共同研究で、焦点性てんかんの新しいモデルマウスを作製し、このモデルマウスでは他の焦点性てんかんモデルと異なり、抗てんかん薬候補であるラパマイシンの効果が持続しないことを明らかにしました。この研究は文部科学省科学研究費補助金ならびに公益財団法人金原一郎記念医学医療振興財団の支援のもとでおこなわれたもので、その研究成果は、国際科学誌Human molecular genetics(ヒューマンモレキュラージェネティクス)に、2021年11月20日にオンライン版で発表されました。
研究内容をみる