「筋萎縮性側索硬化症に似た症状をグリア細胞の異常が引き起こす機序を解明」【田中光一 教授】
東京医科歯科大学・難治疾患研究所・分子神経科学分野の田中光一教授、杉山香織大学院生、相田知海准教授の研究グループは、九州大学、Zurich 大学(スイス)との共同研究で、脊髄のグリア細胞の機能異常が筋萎縮性側索硬化症(ALS)に似た進行性の筋力低下や脊髄運動ニューロンの脱落を引き起こすことをつきとめました。この研究は文部科学省脳科学研究戦略推進プログラムならびに文部科学省科学研究費補助金の支援のもとでおこなわれたもので、その研究成果は、国際科学誌 Journal of Neuroscience(ジャーナル・オブ・ニューロサイエンス)に、2017年8月16日にオンライン版で発表されました。
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