「インターフェロン応答を制御する経時的なアイソフォームスイッチングの役割」【高地雄太 教授】
東京医科歯科大学 難治疾患研究所 バイオデータ科学研究部門 ゲノム機能多様性分野の高地雄太教授と上田真保子助教の研究グループは、慶應義塾大学、国立国際医療研究センターとの共同研究を通じて、高精度な長鎖RNAシーケンシング技術を用いて、ヒトB細胞におけるインターフェロン応答に伴う転写物アイソフォームの時間的変化を詳細に解析し、インターフェロン応答時に発現する特定のアイソフォームが、免疫システムのフィードバック調節に重要な役割を果たすことが明らかにしました。この研究成果は、文部科学省科学研究費補助金ならびに日本医療研究開発機構(AMED)の支援のもとで行われたもので、その研究成果は、国際科学誌Cell Genomics (セルゲノミクス)に、2024年9月16日にオンライン版で発表されました。
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