「抗体産生不全を呈する免疫不全症での内在性機能回復の仕組みの発見」【鍔田武志 教授】
東京医科歯科大学難治疾患研究所免疫疾患分野の鍔田武志教授と赤津ちづる助教らの研究グループは、岐阜大学、藤田医科大学、デューク学、エアランゲン大学のグループとの共同研究により、抗体産生不全を呈する免疫不全症では、抗体産生に関わるBリンパ球が成熟する際に、部分的な機能回復がおこることを明らかにし、その仕組みを解明しました。この研究は文部科学省科学研究費補助金の支援のもとでおこなわれたもので、その研究成果は、国際科学誌でサイエンス誌の姉妹誌であるScience Signaling(サイエンスシグナリング)誌に、2022年3月1日にオンライン版で発表されました。
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