研究のご紹介

国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)「障害者対策総合研究開発事業」に採択され、「ゲーム障害における視聴覚刺激による嗜癖行動悪化のメカニズム:アルコール依存症との比較を通した検証」という研究を行なっています

東京医科歯科大学精神行動医科学では、「ゲーム障害における視聴覚刺激による嗜癖行動悪化のメカニズム:アルコール依存症との比較を通した検証」研究を、肥前精神医療センターの上野雄文先生、量子科学技術研究開発機構の山田真希子先生と共同で行なっています。

近年、スマートフォンなどの情報通信機器の発展により、過剰なゲーム行動が精神的身体的不調を引き起こし、大きな社会問題となっています。しかし、その病態は十分にわかっていないのが現状です。

本研究課題では、ゲームを連想させる映像への反応を、行動・表情・脳機能の観点から調べることで、ゲーム行動症(ゲーム障害)の病態を明らかにすることを目的としています。また、アルコール使用障害(アルコール依存症)との比較を通して、新規治療法開発への基盤作りを目指します。

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