JST 創発的研究支援事業で「統合失調症のシナプス免疫病態の解明と治療法の確立」という研究を行っています。
統合失調症は幻覚・妄想・認知機能低下等を呈する、人口の約1%が発症する精神疾患です。現在の治療薬では十分に改善することができない患者さんは多く、さらなる治療のためには新しい病態の解明が必要です。本研究では統合失調症の新しい病態の候補として、神経ネットワークに必須の構造であるシナプスに対する、特に神経免疫に関連した病態に着目し、これを解明して診断や治療に結び付けることを目指します。
研究活動の詳細は、研究チームのweb siteをご覧ください。