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リプロダクションセンター

センター長のご紹介

生殖医療専門医をはじめとする経験豊富なスタッフが、
“今すぐ”または“将来”の妊娠・出産を希望している患者さんに、
確かな情報のもとに患者さん一人一人に最適な生殖医療を提供します。

センター長 石川 智則 -Tomonori Ishikawa-
専門医 日本生殖医学会認定 生殖医療専門医
日本人類遺伝学会認定 臨床遺伝専門医
日本産科婦人科内視鏡学会認定 腹腔鏡技術認定医
日本産科婦人科学会認定 産婦人科専門医・指導医
日本がん・生殖医療学会認定 がん・生殖医療ナビゲーター
専門分野・研究領域 生殖医療
生殖遺伝
婦人科低侵襲手術
生殖内分泌
生殖機能温存
電話番号 診療について● 03-5803-5684 (リプロダクションセンター/周産・女性診療科)
予約について● 03-5803-4655 (医療連携支援センター地域連携室)
専用ホームページ https://tokyo-reprocenter.com/

大学病院の総合力を駆使して、“今すぐ”または“将来”の妊娠・出産に向けた治療を提供いたします。2022 年4 月から不妊治療の多くが保険適用となり、治療へのハードルが低くなりました。リプロダクションセンターでは、確かな情報のもとに患者さんごとに最適な治療を実践します。

センターの概要

リプロダクションセンターは、“今すぐ”または“将来”の妊娠・出産を希望する患者さんに、専門的かつ包括的な生殖医療を提供します。周産・女性診療科の生殖医療チームを中心に泌尿器科・小児科・遺伝子診療科・心身医療科の5つの診療科の専門医や経験豊富なスタッフが、“妊娠成立”に加えて“より安全な分娩”や“出産後の健やかな生活”を治療の目標と考えて、確かな情報のもとに患者さん一人一人に最適な生殖医療を提供します。

取り扱うおもな疾患

  • 生殖医療全般(女性および男性の不妊症の検査・治療、人工授精、体外受精)
  • 生殖機能の温存(精子凍結・保存、卵子凍結・保存、胚凍結・保存)
  • 生殖外科手術(子宮筋腫や卵巣腫瘍に対する低侵襲手術)
  • 不育症
  • 着床前遺伝学的検査(PGT-A/SR/M)と遺伝カウンセリング
  • 看護カウンセリング
  • 心理カウンセリング

取り組み

  1. 不妊症の相談・検査から体外受精・顕微授精までの生殖医療全般に対応しています。
  2. 子宮筋腫や卵巣腫瘍に対する生殖外科手術が必要な患者さんには、不妊治療と腹腔鏡・子宮鏡手術の両方を生殖医療専門医および内視鏡技術認定医が一貫して行います。
  3. 合併症を持つ患者さんには、各診療科の専門医と細かく連携して不妊治療を計画します。
  4. がん治療による生殖機能の低下が心配される患者さんの相談、生殖機能温存に対応しています。
  5. 妊娠成立後は、当院の周産期・新生児医療(妊婦健診・出生前診断・麻酔科医師による無痛分娩・NICU)へ引き継げます。

高度な先進医療

生殖補助医療:タイムラプスシステム、ピエゾICSIシステム、着床前遺伝学的検査
生殖外科手術:4K カメラによる腹腔鏡手術、電解質溶液下子宮鏡手術