術後ケア
テープの貼り方について
手術した後の傷跡の幅が広くなることや色素沈着を防ぐため、最低3ヵ月間テープを貼ってください。
注意
- はがれてきたらテープをはずして、傷跡の部分を洗い、乾かしてから貼りかえてください。5~7日に1回の交換になります。
- テープにかぶれて赤くなったり、水ぶくれができたら4~5日間、貼ることを中止してください。かぶれが治ったら、また始めてください。
遮光について
遮光とは、太陽光線(紫外線)が直接皮膚に当たらないようにすることです。従って太陽光線が当たらない屋内や、就寝時には必要ありません。遮光は最低3ヵ月続け、夏季の光線が強い場合にはそれ以上続けることをお勧めします。2通りの遮光方法がありますので、適宜、使い分けて使用するとよいでしょう。
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アルミホイルによる方法
家庭用アルミホイルの両面に柔らかいテープを貼ったものを作り、遮光する部位よりひとまわり大きめに(5-10mm)カットして、周囲をテープで固定します。交換用に同じものを数枚作っておくとよいでしょう。
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クリームによる方法
厚めに日焼け止めクリームを塗りますが、効果が数時間しか持続しないので、その都度クリームを塗り直してください。日焼け止めクリームには色々な種類がありますが、一般にはSPFという数字が大きいほど効果があるとされています(詳しくは各商品の説明書をよく読んで下さい)。