実績と内容
- 本学で初期研修を希望される方へ
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東京医科歯科大学小児科では広く研修医を募集しています。
専攻医研修プログラム 入局案内をしていただくためには、まず初期研修を2年間修了していただくことになります。我々小児科に入る多くの方は、本学初期研修プログラムを修了しています。常にマッチング上位を占めていることからお分かりいただけるように、本学初期研修プログラムは大変優れており、もし当初より我々小児科研修を希望されているのであれば、本学初期研修プログラムを専攻していただくことを勧めます。
初期研修の詳細については以下臨床研修センタ―のHPをご覧ください。
また臨床研修センターでは初期研修説明会を年に3回開催しております。Webでの開催となりますので下記のURLよりお申し込みください。例年は説明会後に希望科の見学を行っておりましたが、今年度はCOVID-19の感染拡大予防の観点から病院全体で見学が一時的に中止となっております。小児科に興味のある先生は小児科の説明会へ是非ご参加ください。
- 小児科必修研修の目標
- 適切な医療面接と診察によって診断に至る思考能力を身につけ、common diseaseに関し自ら検査計画を立案し、鑑別診断を行い、治療計画を立てていきます。小児救急に接することで、患者の状態を適切に把握し、トリアージ能力を身につけます。
新生児・乳幼児から学童に至るまで、あらゆる年齢層の患者に接し、小児診療に慣れることを目指します。
学内では、豊富な指導医のもと、小児の比較的専門性の高い疾患を多く経験し、その中から様々な臨床能力を身につけて行きます。
- 初期研修プログラムについて
- 医科歯科初期研修プログラムはプログラム1、プログラム2、周産期重点、の3つのプログラムがあります。それぞれ特色がありますので、研修を希望される際には、皆様のキャリアをよく鑑みてご検討ください。
プログラム1
初期研修1年目に大学を、2年目に本学の初期研修連携施設を回るプログラムです。多くの初期研修プログラムでは2年目に比較的多く小児科を回ることができます。小児科からみた場合、プログラム1は、「小児科に入りたいけれども、その前に他科も含め色々と経験したい」「小児科も最初は是非一般的な疾患を沢山みたい」、という方向けです。プログラム2
初期研修1年目に初期研修連携施設を、2年目に本学を回るプログラムです。1年目の一般病院で臨床の基礎をつけた上で、2年目に大学で多少専門性の高い疾患も含めて診療をします。小児科からみた場合、小児科の大学の雰囲気を直に知る事ができ、医局のスタッフと一緒に仕事をし、その上で小児科に進むかどうか決めることができる、あるいは大学特有の疾患を早期より経験できる、というメリットがあります。「医科歯科小児科に入りたい、早いうちから雰囲気を知りたい」「小児科医としてのキャリアを少しでも早く経験したい」「医科歯科の他科と小児科で少し迷っているので、雰囲気をみてから決めたい」という方向けです。周産期重点プログラム
医科歯科大学の特徴的なプログラムです。これを専攻される方は、2年目に大学の産科、もしくは小児科を半年以上回ることができます。小児科志望でこのプログラムを選択した場合、2年目の大半は小児科で研修をすることになります。またステップアップ研修として2か月間、学内関連科の重点的研修や外部施設での研修を行うことができます。小児科にすることをほぼ心に決め、早い段階から小児医療の多くを経験しキャリアを積まれたい方のためのプログラムです。一足早く専門研修の雰囲気を体感できると思います。このプログラムは定員が少ない(産科小児科合わせて4名)ため、希望される方は、一度医局のスタッフにも連絡を入れていただければと思います。
- 見学
- 現在、見学は平日(原則、月曜日)に行わせて頂いています。短い時間ではありますが、病棟、NICU、外来、研究室等を見学する他、後期研修医や若手と話す時間もあります。教授や医局長からの将来を見据えた夢のある話から、若手医師からの現実に即した近い将来の話までさまざまなことを聞いて頂けます。
COVID-19の流行状況によっては中止となってしまう可能性もありますので、その点はご理解ください。
- 小児科に関する問い合わせ先
- 東京医科歯科大学医学部小児科
医局長(渉外担当) 石井 卓
Email :tishii.ped@tmd.ac.jp
TEL : 03-5803-5249(医局直通)