東京科学大学小児科

東京科学大学小児科は、日常的な小児医療から難病の治療まで、
患者様の立場に立った優しい医療を行っています。

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外来診療について

専門診療のご案内

小児科外来プレート

患者様へ

東京科学大学小児科では血液腫瘍/免疫疾患、膠原病リウマチ疾患、循環器疾患、神経疾患、内分泌疾患、腎疾患など、専門領域の診療・臨床研究に力を入れています。診断や治療に困っていらっしゃる患者さんを数多く診察しています。子どもの健康と幸せを守ること、を大切に思う医療者を揃え、患者さん、ご家族のお力になりたいと願っています。下記にあるような外来体制で診療に臨んでおります。診療はご紹介を基本としておりますが、お困りの際は遠慮なくご相談、受診していただければ幸いです。

小児科専門外来受診の患者様へ

専門外来に初めて受診される方は、できるだけ医療機関から地域連携室を通して予約をとって受診してください。
専門グループ名、あるいは専門外来担当医師名(下の担当表をご確認ください)を伝えていただけますと、スムーズに専門外来につなげることができます。
専門グループの指定がない場合は、まず初診担当の医師が診察し、後日専門外来へつなげる形となります。

医療連携支援センター地域連携室 医療機関の方へ

医療機関からのご紹介で、ご自分で予約をお取りになる場合は、地域連携室にご連絡くださいますようお願いします。

医療連携支援センター地域連携室 一般患者の方へ

緊急の場合は外来(03-5803-5674)にお電話をいただければ対応を検討させていただきます。

初回診察以降(専門外来再診)のグループ担当医、診察日については、担当表をご参照ください。

小児科外来担当表(2024年7月~)*常勤医師のみ記載しています。

時間 専門グループ 月曜日 火曜日 水曜日 木曜日 金曜日

一般初診・再診 水野 朋子
神谷 尚宏
山口 洋平
長原 慧
金田 朋也
磯田 健志
阿久津 裕子
高澤 啓
森山 剣光
鹿島田 健一
折本 竜太
血液/免疫/腫瘍/移植 金兼 弘和
神谷 尚宏
高木 正稔
磯田 健志
磯田 健志 金兼 弘和 血液フォローアップ外来
小児リウマチ先端治療 清水 正樹   清水 正樹
阿久津 裕子
伊良部 仁
林 祐子  
循環器 石井 卓 山口 洋平
長原 慧
石井 卓
山口 洋平
山口 洋平
長原 慧
 
内分泌       高澤 啓 鹿島田 健一
折本 竜太
神経 水野 朋子 水野 朋子 森山 剣光 森山 剣光  
てんかんセンター小児   水野 朋子      
腎臓   金田 朋也     金田 朋也
新生児/育児支援   すくすく   すくすく すくすく
心理 横山 恭子       高田 夏子
小児外科 伊藤 佳史 岡本 健太郎   水野 裕貴 岡本 健太郎

血液/免疫/腫瘍/移植 神谷 尚宏 高木 正稔 梶原 道子 星野 顕宏 星野 顕宏
小児リウマチ先端治療 清水 正樹
阿久津 裕子
伊良部 仁
  清水 正樹
阿久津 裕子
   
アレルギー     (石川 史)    
循環器 石井 卓     石井 卓
長原 慧
 
内分泌 鹿島田 健一     高澤 啓 折本 竜太
神経       水野 朋子 森山 剣光
腎臓         金田 朋也
新生児
育児支援
乳児健診
伊藤 一之 横井 碧
乳児健診
すくすく
杉江 学
伊藤 一之
杉江 学
すくすく
保志 ゆりか
すくすく
心理         高田 夏子
小児外科       水野 裕貴  

小児科外来の電話番号は 03-5803-5674(直通)です。

血液・免疫・腫瘍グループ 対象疾患
血液・免疫・腫瘍グループ イメージ写真
指導医金兼 弘和 (1,2,4) 高木 正稔 (1,2,3,4,5) 磯田健志(1,2) 神谷尚宏(2)
(1: 小児血液・がん専門医 2:血液専門医 3:がん治療認定医 4: 造血幹細胞移植認定医 5: 臨床遺伝専門医)
原発性免疫不全症/先天性免疫異常症(IEI)全般の診断や治療方針について全国より相談を受けています。IEIに対する根治療法である造血細胞移植(骨髄移植、末梢血幹細胞移植、臍帯血移植)の症例数は全国でも有数です。白血病、悪性リンパ腫、固形腫瘍などの腫瘍性疾患についても、臨床研究グループの一員として治療法の開発に関わるとともに、造血細胞移植、CAR-T細胞療法を積極的に行っています。また、再生不良性貧血、各種貧血、血小板減少性紫斑病、凝固因子欠乏症などの小児血液疾患についても診療を行っています。
循環器グループ 対象疾患
循環器グループ イメージ写真
指導医石井卓(小児循環器専門医)
成育医療への展望も鑑み、小児期から継続する成人先天性心疾患、後天性心疾患(肺高血圧症、心筋症、川崎病など)、不整脈など各種心疾患の診療を行っています。各種心疾患はいずれも早期診断・治療が重要で、諸検査として心臓超音波検査、運動負荷心電図検査、Holter24時間心電図検査や各種画像(CT, MRI, 核医学など)検査が外来で可能です。
重症心疾患のより詳細な確定診断や、高度治療の導入には入院が必要となります。検査は致死性不整脈への薬物負荷・電気生理学的検査、先天性・後天性心疾患への心臓カテーテル・心血管造影検査になります。そして治療は循環器内科や心臓血管外科との連携により、カテーテル・アブレーション、心血管インターベンションや心臓血管外科手術を施行します。
内分泌・代謝グループ 対象疾患
内分泌・代謝グループ イメージ写真
指導医鹿島田 健一(日本内分泌学会専門医 指導医、臨床遺伝専門医 指導医、糖尿病専門医 指導医、再生医療認定医)高澤 啓(日本内分泌学会専門医 指導医、糖尿病専門医 指導医)
低身長、甲状腺疾患、下垂体機能低下症、性分化疾患、思春期早発症、性腺機能低下症、小児1型糖尿病、カルシウム・リン代謝異常症、先天性副腎過形成症、性腺疾患など内分泌疾患全般の診療を行っています。糖尿病では、持続皮下インスリン注入療法(CSII)や、持続血糖モニター(リブレ)との併用ポンプ療法(SAP)なども行っています。
また遺伝性疾患についても他グループや遺伝子診療科などと連携をしながら、随時ご相談をお受けいたします。IRUD事業にも積極的に参加しており適応となる患者さんの診療も行っています。
神経グループ 対象疾患
指導医水野 朋子(日本小児神経学会専門医、日本てんかん学会専門医)森山 剣光(日本小児神経学会専門医)
てんかん、小脳失調症、神経免疫疾患、脊髄性筋萎縮症、神経発達症などの小児期発症の幅広い神経疾患について診断と治療を行っています。てんかんについては通常の薬物治療が奏功しない難治てんかんに対して特殊治療(ホルモン療法、食事療法など)や、脳神経外科と連携して外科治療を行っています。脊髄性筋萎縮症に対しては遺伝子治療薬の投与も行っています。
腎臓・リウマチ膠原病グループ 対象疾患
指導医清水 正樹(日本リウマチ学会リウマチ専門医・指導医、日本腎臓学会腎臓専門医・指導医、日本臨床免疫学会免疫療法認定医)宇田川 智宏(非常勤)(日本腎臓学会腎臓専門医)阿久津 裕子(日本リウマチ学会リウマチ専門医) 伊良部 仁(日本リウマチ学会リウマチ専門医)
腎臓は尿の産生・排泄以外に血を作ったり、血圧を管理するホルモンを産生し、骨の形成に関わる日常生活を送るために重要な臓器です。腎臓グループでは小児期から青年・成人期までをしっかり見据えた腎疾患診療を行います。血尿や蛋白尿からネフローゼ症候群、腎炎、慢性腎臓病、尿細管性疾患、尿路感染症、水腎症など腎尿路奇形、急性腎不全・慢性腎不全に加え電解質異常、高血圧症、そして夜尿症など幅広い疾患の診断・治療を行います。三歳児健診や学校腎臓検診で異常を指摘された場合にも積極的に対応しております。また遺伝性疾患についても他グループや腎臓内科、遺伝診療科と連携しながら随時相談をお受けしております。
小児膠原病リウマチ疾患は診断や治療が難しいことがよくあり、また診断されると殆どの場合は成人期以降に移行していく可能性がある病気です。当院では経験豊富な医師のもと、全身性エリテマトーデス(SLE)、若年性特発性関節炎(JRA)、高安病などの血管炎症候群、若年性皮膚筋炎、サルコイドーシスなどさまざまな小児膠原病リウマチ疾患の診断と診療・治療をおこなっています。
アレルギーグループ 対象疾患
指導医:石川 史(非常勤)(日本アレルギー学会専門医)
気管支喘息、食物アレルギー、アトピー性皮膚炎、アレルギー性鼻炎などの診療を行っています。呼吸機能検査やコンポーネントを用いた詳しい血中IgE抗体測定、プリックテストなどのアレルゲン検査を随時行っています。
新生児グループ 新生児フォローアップ外来
指導医杉江 学(日本周産期・新生児学会 新生児専門医)伊藤 一之(日本周産期・新生児学会 新生児専門医)
新生児フォローアップ外来では、NICU・GCUを退院したお子さんの発育・発達や早産に伴う合併症などについて定期的に評価し、問題があれば早期に対処し、お子さんあるいはご両親への支援を行います。合併症については、神経・内分泌・小児外科などの専門外来と連携してフォローしていきます。
発育発達支援 (すくすく外来)
指導医杉江 学(日本周産期・新生児学会 新生児専門医)伊藤 一之(日本周産期・新生児学会 新生児専門医)
子どもの発達・育児支援「すくすく外来」では、専門的な知識と技術をもった専任看護師が、お母さま・御家族のお話をゆっくりお聞きして、育児に関して必要な情報提供をしたり、お子さまの発達を促すような関わり方をお伝えしたりしています。
長期フォローアップ外来 (CCS外来)
乳幼児期、学童期の悪性疾患、腫瘍疾患に対する治療によって生じる後遺症などの問題について、お子さんの成長に合わせて診療をしていく外来です。こうした患者さんの多くが多臓器にわたり問題を抱えることが多く、それらをなるべく一日の外来で済ませられるようにしています。主な担当は内分泌鹿島田ですが、必要に応じて他の臓器別専門医師と併診いたします。当科で初期治療を受けていない方でも随時診療をお受けしています。
乳児健診
乳児健診は1ヶ月健診、3・4ヶ月健診、6・7ヶ月健診、9・10ヶ月健診を主に行っており、必要がある場合は精査を行い専門外来へご紹介いたします。
基本的に予約制ですので事前にご予約をお願いいたします。
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