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科長のご紹介

お子さんたちを成長・発育の面から総合的に支援します
あたたかく良質な医療を提供します
先端医療を提供します

科長 髙木 正稔 -Masatoshi Takagi-
専門医 日本小児科学会 小児科専門医・指導医
日本血液学会 血液専門医・指導医
日本小児血液・がん学会 小児血液・がん専門医・指導医
日本人類遺伝学会/日本遺伝カウンセリング学会 臨床遺伝専門医・指導医
日本遺伝性腫瘍学会 遺伝性腫瘍専門医・指導医
日本がん治療認定医機構 がん治療認定医
日本造血細胞移植学会 造血細胞移植認定医
専門分野 小児血液腫瘍、先天性免疫異常症、毛細血管拡張性運動失調症
研究領域 血液腫瘍発症の遺伝的背景、免疫異常症と腫瘍化、希少難病
専門外来 アレルギー外来
育児支援外来(すくすく外来)
血液外来
CCS 長期フォローアップ外来
腫瘍外来
循環器外来
小児遺伝外来
小児リウマチ先進治療外来
神経外来
新生児フォローアップ外来
腎臓外来
造血細胞移植外来
内分泌代謝外来
乳児健診外来
免疫外来
予防接種外来
電話番号 03-5803-5674
専用ホームページ http://www.tmd.ac.jp/med/ped/index.html

東京医科歯科大学病院 医科(医系診療部門)小児科では、「最高レベルの一般診療と最先端の専門医療」を目指しています。幅広い一般診療を提供すると共に、特に医療の助け、医療の進歩、社会的支援が必要な難病を抱える患者さんに対して、高度な医療を提供し、よりよい医療の開発を目指します。成人に至るまでの大切な成長時期をあずかる診療科として、温かくまた良質な医療を心掛けたいと思っています。

診療科の概要

小児科全般の疾患に対応すると共に、血液・腫瘍・免疫・感染症、膠原病、循環器、神経、内分泌・代謝、新生児、腎臓、アレルギーなどの専門領域において先端的な診療に取り組んでいます。お子さんたちを成長・発育の面からも総合的に支援しつつ、成人になってからの生活にも思いを馳せ、お子さんに寄り添った診療を提供しています。また様々な外科系診療科と連携した診療を提供します。

取り扱うおもな疾患

白血病、リンパ腫、固形腫瘍、先天性免疫異常症、貧血、出血性疾患、難治性感染症、膠原病・リウマチ性疾患、肺高血圧症、先天性心疾患、不整脈、難治性てんかん、脊髄性筋萎縮症、神経変性疾患、性分化疾患、先天性副腎過形成、糖尿病、低身長、早産児、病的新生児、慢性腎炎、ネフローゼ症候群、腎不全、食物アレルギー

おもな診断・治療法

先天性免疫異常症、血液・腫瘍性疾患の診断と先端治療、細胞療法、造血細胞移植、膠原病・リウマチ性疾患の診断と分子標的薬などを用いた治療、肺高血圧症の診断と標的薬を用いた治療、先天性心疾患に対する周術期管理、難治性てんかんに対する包括的治療、脊髄性筋萎縮症の遺伝子治療、内分泌疾患の診断と治療、早産児管理、腎疾患の診断と治療、血液浄化療法、食物負荷試験

高度な先進医療

原発性免疫不全症の遺伝子診断と造血細胞移植、血液腫瘍に対する分子診断と造血細胞移植、高感度網羅的微生物検査、特異的免疫細胞療法、血液浄化療法、重症肺動脈性肺高血圧症に対するエポプロステノール静注療法、てんかんの24時間モニタリングと脳外科と連携したてんかん外科手術、脊髄性筋萎縮症に対する遺伝子治療

診療科における研究テーマ

原発性免疫不全症の責任遺伝子解明と治療法開発、DNA損傷応答を基盤とした腫瘍化の病態解明と治療法開発、再生医療応用を目指した小児難病の解析と基盤技術開発、性分化疾患の分子病態解明、肺高血圧症の病態解明、間葉系幹細胞を用いた周産期神経合併症の治療

取り組み

当院は原発性免疫不全症の診療患者数において、国内有数の施設です。血液免疫疾患には3床の無菌室にて造血細胞移植を行っています。膠原病や感染症の先端的診断治療にも力を入れており、毛細血管拡張性小脳失調症には統合的なケアを行っています。性分化疾患/先天性副腎過形成や肺高血圧症など難病の診断治療の中心施設となっています。

その他

入院中の子どもたちをサポートするため、チャイルドライフスペシャリストや病棟保育士が院内で活動しています。市民や学生によるボランティア活動も多岐に亘り、また盛んに行われており、入院するお子さんや親御さんを支援しています。外来においても育児支援「すくすく」を開設しています。