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責任者のご紹介

がん患者さんが直面する心身の苦痛に対し治療やケアを提供し、
その人らしい時間が過ごせるよう多職種チームで患者さん、
ご家族を支えていきます

科長 三宅 智 -Satoshi Miyake-
専門医 日本緩和医療学会 暫定指導医
専門分野 緩和医療学
研究領域 臨床腫瘍学
臨床倫理学
電話番号 03-5803-4122
専用ホームページ http://www.tmd.ac.jp/med/canc/kanwa/palliative-ward.html

2017年4月に緩和ケア病棟を開設し、今年4月で3年目を迎えました。がん診療病院がひしめく都心部の大学病院の緩和ケア病棟という特殊性に鑑み、今までの緩和ケア病棟のイメージにとらわれず、医科歯科全体のがん診療の一翼を担うべく、各診療科・部門・歯学部附属病院等との連携を大切にしたいと思います。何卒よろしくお願いします。

病棟の概要

2017年4月に、医学部附属病院B棟15階に15床の個室からなる緩和ケア病棟を開設しました。全国の82大学病院のうち、本院は7番目、国立大学では東北大学、島根大学に次いで3番目、東京都の13大学では初の開設になります。
緩和ケア病棟は、治癒が見込めないがん患者さんが直面する心身の苦痛(痛み、息苦しさ、食欲低下、吐き気、眠れない、体がだるい、不安、悲しみなど)に対して治療やケアを行う専門の病棟です。自分らしい時間を過ごせるようチームで治療・ケアを提供しています。
緩和ケア病棟では、がんそのものに対する治療である手術や抗がん剤治療、ホルモン治療などは行いません。医師、看護師、臨床心理士、薬剤師など様々な職種が協力して患者さん、ご家族を支えていきます。

病棟の特徴

緩和ケア病棟は、がんの患者さんを受け入れる、ケアと症状緩和が中心の病棟で、診療報酬は緩和ケア病棟入院加算という包括方式で、ケアの充実を盛り込んだ算定になっています。以前はホスピスとしての機能が主で、看取りの病棟という印象がありましたが、最近では症状緩和の後に退院し、在宅療養と組み合わせて運用することも増えています。
その人らしい時間を過ごしていただけるよう、全室個室で落ち着ける環境となっております。

診療体制について

緩和ケア病棟では、緩和ケア科医師4名、骨転移・運動器担当医師1名、看護師19名、臨床心理士、薬剤師をはじめ、医師(がん診療科、放射線治療科、麻酔・蘇生・ペインクリニック科、心身医療科、骨転移外来、リハビリ)、理学療法士、作業療法士、管理栄養士、歯科医師、歯科衛生士、MSWなどと協働し、入院中の患者さん、ご家族のケアを行っています。
診療は、これまでのがん診療科と緩和ケア科とのダブル担当医制で運用しています。院内の多職種のメンバーを含めて診療科・部門横断的な医療・ケアを提供できる病棟を目指しています。

対象となる患者さん

当院の緩和ケア病棟に入院していただける患者さんは現在、以下の通りです。

  • がんに罹患されており、患者さん・ご家族が緩和ケア病棟について理解し、入院を希望され、病気に伴う心身の苦痛のために自宅療養が困難となっている方
  • 医師により入院が必要と判断されている方
  • 当院に外来通院あるいは入院しており、緩和ケア病棟入棟の登録が済んでいる方
  • 入院後、症状緩和を行い安定している場合は、退院または転院を検討することに同意されている方
  • 上記について、ご本人・ご家族ともご理解・ご了解されている方

※‌他院の診療を受けている患者さんの入院について
現在は他院で診療を受けている患者さんの入院は受け入れておりませんが、受け入れの開始時期については、準備が整ってからホームページでお知らせします。