診療科・センター・部門

Information

令和5年4月1日 森下 幸治先生が救命救急センターのセンター長に就任しました
小田 剛史先生が乳腺外科の科長に就任しました
令和5年2月1日 藤田知之先生が心臓血管外科の科長に就任しました
令和4年4月1日 春木茂男先生が食道外科の科長に就任しました
令和4年4月1日 水野友裕先生が心臓血管外科の科長に就任しました
令和2年4月1日 德永正則先生が食道外科の科長に就任しました
平成29年2月1日 中島康晃先生が食道外科の科長に就任しました
平成28年4月1日 岡本健太郎先生が小児外科の科長に就任しました
平成27年7月1日 安野正道先生が大腸・肛門外科の科長に就任しました
平成26年7月1日 中川剛士先生が乳腺外科の科長に就任しました
平成26年4月1日 植竹宏之先生が腫瘍化学療法外科の科長に就任しました
平成26年3月17日 外科診療科ページを追加しました

診療科のご案内

食道外科

食道がんのすべての進行度(ステージ0~4b)に対して,総合的かつ多角的な診療を,他の診療科や多職種と連携しながら行っています

科長 春木 茂男 -Shigeo Haruki-
専門医 日本外科学会 専門医・指導医
日本消化器外科学会 専門医・指導医
日本食道外科学会 食道外科専門医
日本内視鏡外科学会 技術認定医(食道)
日本消化器内視鏡学会 専門医
専門分野 食道癌の外科治療,集学的治療
電話番号 03-5803-5254
専用ホームページ https://www.tmdsurgery.com/

食道疾患の診療には高度の専門性とチームワークが求められます。特に食道癌に対しては、高度で精密な診断技術とともに、内視鏡治療、外科手術、放射線治療、薬物療法など、様々な治療法の中から、それぞれの患者さんにとって適切なものを選択し、あるいは組み合わせ、確実に遂行することが重要で、当科はその全てに豊富な経験を有しています。また、がんの包括的・総合的診療の観点から、近年特に重視されている栄養サポートチーム(NST)および緩和ケアチームにも発足時から参加し、患者さんの全人的ケアを心がけています。

胃外科

病気の進行度に合わせて、
適切な治療を選択します

科長 徳永 正則 -Masanori Tokunaga-
専門医 日本外科学会 専門医・指導医
日本消化器外科学会 専門医・指導医
日本内視鏡外科学会 技術認定医
日本消化器病学会 専門医
専門分野 胃がんの手術治療
胃がんに対する腹腔鏡手術
ロボット手術
研究領域 進行胃がんに対する周術期化学療法の治療開発
電話番号 03-5803-5254
専用ホームページ https://www.tmdsurgery.com/

低侵襲手術から拡大手術、集学的治療まで、病気の進行度に合わせて、常に患者さんにとって適切な治療を行うことを目標としております。手術適応とはならない早期胃癌や切除不能胃癌、併存疾患のある患者さんに対しても、他科と連携を取り治療を行います。胃癌に対するロボット手術は2018年4月に保険収載されました。当院ではDavinciXiシステムを導入しており、質が高く、安全なロボット手術を腹腔鏡手術と同じ費用(患者負担)で行うことができます。

大腸・肛門外科

大腸がんに対するロボット手術を始め
患者さんそれぞれに適した大腸がん治療を実践しています

科長 絹笠 祐介 -Yusuke Kinugasa-
専門医
  • 日本外科学会 専門医、指導医
  • 日本大腸肛門学会 評議員、専門医、指導医
  • 日本消化器外科学会 専門医、指導医、評議員、消化器がん外科治療認定医
  • 日本がん治療認定医機構 がん治療認定医、暫定教育医
  • 日本内視鏡外科学会 評議員、技術認定医、ロボット支援手術検討委員会大腸領域委員
  • 日本ロボット外科学会 理事、評議員、Robo-Doc Pilot国内A級
専門分野 大腸がんの手術治療
大腸がんに対するロボット手術
再発がんや骨盤腫瘍に対する手術治療
大腸がんに対する腹腔鏡手術
研究領域 大腸がんの診断と治療。直腸がんの機能温存手術再発大腸がんに対する集学的治療戦略。大腸がんの個別化治療、予後予測因子。大腸がんに対する低侵襲手術、ロボット手術。
専門外来 ストーマ外来
電話番号 03-5803-5254
専用ホームページ https://www.tmdsurgery.com/

当科では、大腸がんに対して、積極的に低侵襲手術(ロボット手術や腹腔鏡手術)を取り入れており、一方で、切除困難な進行がんや再発がんに対しての拡大手術も積極的に行っています。直腸がんにおいては肛門温存手術や機能温存手術を始め、ロボット手術を施行しており、多くの治療実績に基づき、国内外の大学やセンター病院をはじめ、多くの病院に対して指導を行っております。
進行した大腸がんに対しても、臨床腫瘍科や放射線科と協力して、専門スタッフがそれぞれの患者さんに応じて、手術、化学療法(抗がん剤治療)、放射線治療を組み合わせて、治療効果が高く、また、負担が少ない治療法を選んで行っています。大腸がんと診断されても、安心して当科を受診してください。

乳腺外科

精度の高い診断と 
最新の乳癌治療を提供しています

科長 小田 剛史 -Goshi Oda-
専門医 日本乳癌学会認定 乳腺専門医
日本外科学会認定 外科専門医
専門分野 乳癌治療
研究領域 乳癌治療
乳癌増殖因子
抑制因子
電話番号 03-5803-5675
専用ホームページ http://www.tmd.ac.jp/srg/synnryou/breast/index.html

乳癌は外科手術だけで治す時代ではなくなりました。大学病院ならではの、集学的治療を率いることが乳腺外科の使命と考えております。放射線診断科、治療科、形成外科、病理だけでなく、緩和医療、遺伝相談、妊孕性など関連診療科と密に連携し、患者さんとご家族のサポートをしていきます。

小児外科

新生児・小児の外科疾患に対し、
患児それぞれに適した手術治療を行います。

科長 岡本 健太郎 -Kentaro Okamoto-
専門医 日本小児外科学会認定 小児外科専門医
日本外科学会認定 外科専門医
日本消化管学会 胃腸科専門医
専門分野 小児先天異常
低侵襲手術
新生児・小児外科一般
研究領域 小児の漢方治療、臍を使った低侵襲手術、上肢の血管走行の解析
電話番号 03-5803-5674
専用ホームページ http://www.tmd.ac.jp/srg/synnryou/pedsrg/index.html

当院で『小児外科』が再開してから丸3年が経ちました。小児科・新生児科・成人外科とシームレスな連携が確立され、横断的にもスムーズな診療を行っております。
子供は大人のミニチュアではありません。サイズが小さいだけでなく、小児特有の特徴があります。手術が必要な患児に対しては、体の創が心の傷にならないように整容性にも充分に配慮した手術を心がけ、小児外科の専門医が責任を持って治療を行います。また、手術を行わずとも治療が可能な疾患に対しては、漢方治療を含めた内科的治療も行います。小児科をはじめとした関連診療科とも連携しながら、それぞれの患児やご家族に適した治療を行っていきます。
当院の主たる関連病院である土浦協同病院をはじめ、東京都立小児総合医療センター等の関東圏内の複数の小児病院との連携を持って、より良質な医療を展開しております。
また、「こども医療」を一緒に盛り上げていく小児外科志望の若い力をお待ちしております。

末梢血管外科

様々な血管の病気に関して
安全で低侵襲の治療法を工夫し患者さんと一緒に進みます

科長 工藤 敏文 -Toshifumi Kudo-
専門医 3学会構成心臓血管外科専門医認定機構認定
心臓血管外科専門医・修練指導者
日本外科学会認定 外科専門医・指導医
日本脈管学会認定 脈管専門医
専門分野 血管外科
血管内治療
研究領域 大動脈瘤および閉塞性動脈硬化症に対する血管内治療・低侵襲治療、重症虚血肢に対する新規検査法と治療法の確立
専門外来 下肢静脈瘤外来
シャント外来
電話番号 03-5803-5675
専用ホームページ http://www.tmd.ac.jp/srg/synnryou/vascularsrg/index.html

「人は血管とともに老いる」と言われています。最近、心筋梗塞、脳梗塞だけでなく、足の動脈硬化が極めて危険であることがわかってきました。
足の動脈硬化は血管年齢でわかりますので、65歳を過ぎたら血管年齢を調べましょう。喫煙、糖尿病があったら、50歳でも血管年齢測定を勧めます。大動脈瘤は死に至る沈黙の病気であり、CTなどで偶然に発見される病気です。血縁に大動脈瘤のある方、高血圧で喫煙歴の長い方は、50歳を過ぎたら一度はCTか超音波で腹部大動脈の太さを測定しましょう。血管の病気を治せば、人生がよみがえります。

肝胆膵外科

肝がん、膵がん、胆道がんや、胆石症に対して、
手術を中心に総合的な治療を行います

科長 田邉 稔 -Minoru Tanabe-
専門医 日本外科学会認定 外科専門医・指導医
日本消化器外科学会認定
消化器外科専門医・指導医
理事 評議員
日本がん治療認定医機構 がん治療認定医
日本肝胆膵外科学会高度技能指導医
理事 評議員
専門分野 肝胆膵脾外科
移植外科
低侵襲手術
研究領域 肝胆膵悪性腫瘍
臓器移植
低侵襲外科治療
専門外来 神経内分泌腫瘍外来
電話番号 03-5803-5675
専用ホームページ http://www.tmd.ac.jp/grad/msrg/index.html

手術手技や医療技術は日々進歩しており、私たちは大学病院の特長を活かして先進的な治療を提供いたします。そのためにスタッフ一同、日々研鑽をつみかさねております。また一方で、「病気」をみて「患者さん」が置き去りにされることの無いよう、患者さんに優しい温かみのある医療を心がけております。

心臓血管外科

体に優しく質の高い心臓血管外科手術を提供します。

科長 藤田 知之 -Tomoyuki Fujita-
専門医 心臓血管外科専門医,修練指導者
植込型補助人工心臓実施医
専門分野 冠動脈バイパス術,胸部大動脈手術
補助人工心臓手術,弁膜症手術
電話番号 外来 03-5803-5677
専用ホームページ https://tmd-cvs.jp/

当科では、患者さんのご希望を尊重しながら、それぞれに適した治療を実施します。低侵襲(MICS)手術から高難度な複雑手術まで、大学病院として質の高い医療を提供いたします。また、各科と協力し随時緊急患者さんを受け入れています。セカンドオピニオンも歓迎いたします。

呼吸器外科

肺癌を中心とする胸部悪性腫瘍の治療において、
質の高い専門医療を多くの患者さんに提供します

科長 大久保 憲一 -Kenichi Okubo-
専門医 日本外科学会認定 外科専門医・指導医
呼吸器外科専門医合同委員会認定 呼吸器外科専門医・指導医
専門分野 呼吸器外科学
胸部悪性腫瘍
研究領域 肺癌外科治療
低侵襲手術
集学的治療
電話番号 03-5803-5677

肺癌はわが国全癌死亡のうち最大数です。手術患者さんの年齢は高齢化し、75歳以上が25%、80歳以上が10%を占めています。一方、肺癌手術は鏡視下に行われ、低侵襲で痛みも少なく早期退院できるようになりま した。高齢のため術前に不安を抱く患者さんも、手術後、思いのほか早く回復され、笑顔で退院されるケースを多く見ることができます(病棟スタッフの声)。

泌尿器科

最小の傷と痛み、最大限の機能温存と
早期退院を図り、先進的で優れた診療を提供します

科長 藤井 靖久 -Yasuhisa Fujii-
専門医 日本泌尿器科学会認定 泌尿器科専門医
専門分野 泌尿器科学
研究領域 腎腫瘍の鑑別診断モデルの開発
腎がん手術後の腎機能変化および高血圧発症メカニズム
筋層非浸潤膀胱がんの再発・進展予測モデルの開発
筋層浸潤膀胱がんの膀胱温存療法の開発
合併症の少ない前立腺がん手術の開発
専門外来 コンチネンスケア外来(尿路ストーマ)
尿失禁・膀胱子宮脱専門外来
電話番号 03-5803-5680
専用ホームページ http://tmdu.tokyo/

当科では、前立腺、腎臓、膀胱、副腎、腎盂・尿管、精巣、尿道などの疾患を主な対象として、患者さんごとに全スタッフの力を合わせて至適な治療法を選択しています。呼吸・循環障害など合併症を持つ患者さんに対しては、関連する他科との緊密な連携のもとに診療にあたっています。患者さんの十分な納得のもとに、先進的で優れた診療を行うよう努めています。

頭頸部外科

耳鼻咽喉科、脳神経外科、形成・美容外科、放射線科などと協力し、
一人一人の患者さんの希望に沿うような治療をすることを
心掛けています

科長 朝蔭 孝宏 -Takahiro Asakage-
専門医 日本耳鼻咽喉科学会認定 耳鼻咽喉科専門医
日本気管食道科学会認定 気管食道科専門医
日本頭頸部外科学会認定 頭頸部がん専門医
癌治療学会認定 癌治療認定医
専門分野 頭頸部外科
研究領域 低侵襲治療
機能温存治療
頸部郭清術
頭蓋底悪性腫瘍
電話番号 03-5803-5682 (耳鼻咽喉科、頭頸部外科外来)
専用ホームページ http://tmd-otohns.jp/

頭頸部とは鎖骨から上の領域をいいますが、脳と目は含まれません。この領域にできた腫瘍を頭頸部腫瘍と言い、その治療を担当するのが頭頸部外科です。私たちは、より治療効果を高めかつ後遺症を少なくするために、他の診療科と密に協力し合い、手術のみでなく放射線治療や化学療法などを組み合わせて、それぞれの患者さんに適した治療を行っています。

救命救急センター

都内屈指の受け入れ態勢を目指し全学をあげた取り組みにより
厚生労働省が毎年実施している救命救急センターの充実段階評価において2009年から常に高評価をいただいております※¹
外傷、急性腹症、脳卒中、急性冠症候群等の急性疾患の転院を積極的に受け入れています

センター長 森下 幸治 -Koji Morishita-
専門医 日本救急医学会認定 救急科専門医
日本外科学会認定 外科専門医
日本集中治療学会 認定集中治療専門医
日本外傷学会 外傷専門医
専門分野 救急医学
外傷外科学
集中治療医学
災害医学
研究領域 重症胸腹部外傷、多発外傷、集中治療に関する臨床研究、災害医療に関する疫学研究
電話番号 03-5803-5102
専用ホームページ http://www.tmd.ac.jp/accm/
https://www.tmduer.com/

東京医科歯科大学病院 医科(医系診療部門)救命救急センターは2007年4月、都内23施設目の救命救急センターとして開設されました。都内屈指の受け入れ体制を目指し全学をあげた取り組みにより、厚生労働省が毎年実施している救命救急センターの充実段階評価において、2009年から常に高評価をいただいております※¹
24時間365日、優秀なスタッフが安定した医療を提供しています。

※¹ 出典元:救命救急センターの充実段階評価の評価結果(厚生労働省)