研究分野・教員一覧

博士課程 生命理工学系専攻の「分野構成」をご案内します.
BM:生体材料研究所   MR:難治疾患研究所   MT:生体検査科学専攻   DS:M&Dデータ科学センター
OH:口腔保健衛生学専攻   OE:口腔保健工学専攻   IR:統合研究機構
※1:連携大学院分野(国立研究開発法人理化学研究所)
※2:連携大学院分野(国立研究開発法人国立がん研究センター)

詳細は各分野のページをご覧ください

分野名 指導教員 所属 研究内容
センサ医工学
※募集は行いません.
三林 浩二 BM
  1. 「センサ医工学」に関する基礎・応用研究(電気・光・バイオ・化学・生物・機械・情報の医療融合)
  2. MEMS技術と生体適合性ポリマーを融合したウェアラブルデバイスおよび人工臓器
  3. 疫病に基づく「呼気成分」のバイオ蛍光法による高感度センシングと疫病診断
  4. 血液由来の皮膚ガス成分のリアルタイム動画像化(イメージング)と代謝評価
  5. 新規ウェアラブル・バイオセンサ(イヤホン型経皮ガス計測システム等
情報医工学 中島 義和
BM
  1. 生体イメージングに関する基礎・応用研究
  2. 医用画像・医用データの高次元化・多元化に関する研究
  3. 医用データのコンピュータ解析・診断に関する研究
  4. 生体情報記述、生体モデリング、生体シミュレーションならびにその医療応用に関する研究
  5. コンピュータ統合手術支援システムに関する研究
精密医工学 池内 真志 BM
  1. ポリマー3次元微細加工技術に関する基礎研究
  2. マイクロソフトロボティクスに関する研究
  3. マイクロデバイスを用いたメカノバイオロジー研究
  4. 生殖補助医療のためのマイクロロボティクス
  5. マイクロ流路技術を用いた自動細胞培養システム開発
物質医工学
※募集は行いません.
岸田 晶夫 BM
  1. 再生医療に貢献する材料および工学技術の開発
  2. 生体由来材料の加工・高機能化技術の開発
  3. 医用材料の新規炎症性評価法の開発
  4. ナノベシクルによる細胞機能制御技術の基礎および開発研究
  5. 免疫制御のための高選択的細胞捕獲デバイスの開発
薬化学
※募集は行いません.
影近 弘之 BM
  1. レチノイドおよび核内受容体の医薬化学
  2. 難治疾患治療を志向した遺伝子転写およびシグナル伝達制御剤の創製
  3. 新規蛍光物質の開発を基盤とした細胞内情報伝達機構の解明
  4. 芳香族アミドの立体特性と機能性分子創製
生命有機化学 細谷 孝充 BM
  1. 新しい分子骨格の有機合成法開発にもとづく薬剤候補化合物の創出
  2. 歪み分子の特性を利用した新規分子連結法の開発
  3. 薬剤の標的タンパク質同定のためのプローブ開発
  4. 生体イメージング用蛍光プローブ、生物発光基質、PETプローブの開発
メディシナルケミストリー 玉村 啓和 BM
  1. 有機合成化学による機能性分子の創製
  2. ペプチドおよび他の天然物を基にした創薬研究・ケミカルバイオロジー研究
  3. がん・COVID-19・エイズ・アルツハイマー型認知症等をターゲットとした医薬創製
  4. 蛍光プローブ(生体機能探索分子)の創製とこれを用いる機能解明
金属生体材料
※募集は行いません.
選考中 BM
  1. MRIアーチファクトを抑制するジルコニウム合金の開発
  2. 電気化学的表面処理・表面改質による金属の生体機能化
  3. 強加工によるチタン合金の高強度化
  4. 金属表面ナノ構造による幹細胞分化制御
  5. 材料-生体組織界面反応の解明
有機生体材料 松元 亮 BM
  1. 「貼るだけ人工膵臓」による糖尿病プレシジョン・メディシン
  2. ボロン酸による分子認識を応用した診断および治療技術
  3. 環境応答的な開裂反応化学の開発とバイオマテリアル理工学への応用
  4. 在宅で、手軽かつ確実に多剤服薬管理を達成するための次世代マイクロニードル技術
診断治療システム医工学 梶 弘和 BM
  1. バイオファブリケーション技術の開発
  2. 体内埋込型ドラッグデリバリーデバイスの開発
  3. 低侵襲細胞デリバリーシステムの開発
  4. 生体模倣システムの開発
セラミックバイオマテリアル 横井 太史 BM
  1. 層状リン酸カルシウム系硬組織修復材料の開発
  2. 超高靭性人工骨の開発
  3. 生体分子に応答する無機材料のバイオメディカル応用
  4. 治療と診断を両立するセラミックデバイスの設計
  5. 深部がん血管内治療用セラミックマイクロ/ナノ粒子の創製
先進バイオ分子医学
※募集は行いません.
(代)影近 弘之 BM
  1. mRNA治療法の開発
  2. 細胞運命決定の技術開発
  3. 分生生物学的手法によるmRNA治療の応用
  4. 先進的な核酸医薬の分子医学設計
分子細胞生物学
※募集は行いません.
澁谷 浩司 MR
  1. 細胞増殖・分化因子と細胞内シグナル制御機構
  2. 疾患発症の分子機構
  3. 形態形成・器官形成の分子機構
発生再生生物学
※2024年10月入学の募集は行いません.
仁科 博史 MR
  1. 細胞の生死や器官形成を制御するシグナル伝達系に関する研究
  2. 幹細胞の増殖や分化誘導シグナルに関する研究
  3. マウスや小型魚類を用いた肝臓研究
  4. 概日リズムを制御する分子時計に関する研究
恒常性医学 豊島 文子 MR
  1. ライフステージの進行に伴う臓器リモデリングと可塑性に関する研究
  2. 妊娠期における母体臓器リモデリングと胎児発生との連関に関する研究
  3. 生理的な臓器リモデリング機構を基盤とした再生医療の開発
先端ナノ医工学 内田 智士 MR
  1. mRNA、核酸医薬、遺伝子治療薬のナノDDSの開発
  2. mRNAの分子設計、mRNA工学技術の開発
  3. 感染症予防、がん治療のためのmRNAワクチンの開発
  4. mRNA医薬の様々な疾患治療への展開
分子構造情報学 伊藤 暢聡 MR
  1. X線結晶解析やクライオ電子顕微鏡を用いた構造生物学
  2. 蛋白質間相互作用の構造学的・物性的解析
  3. 蛋白質による低分子(薬剤)の分子認識機構
  4. シミュレーションなどの立体構造を応用した構造情報科学
機能分子病態学 松田 憲之 MR
  1. 翻訳後修飾に着目して、遺伝性パーキンソン病の原因因子DJ-1の機能を解明する
  2. 遺伝性パーキンソン病の原因因子PINK1とParkinのマイトファジー(ミトコンドリア選択的分解)における機能を理解する
  3. ユビキチン化と連携した選択的オートファジーの細胞内の役割を解明する
  4. オルガネラ選択的分解におけるメンブレントラフィックに関わる新規因子を同定・解析する
生体情報薬理学
※募集は行いません.
選考中 MR
疾患ゲノム機能 選考中 MR
環境エピゲノム
※募集は行いません.
選考中 MR
  1. 母胎環境リスク因子と新生児エピゲノム変化の解析
  2. 動物実験によるDOHaD現象メカニズムの解明
  3. 生活習慣病の発症に関わる遺伝子と環境因子の交互作用
  4. 遺伝リスクを含めた統合的疾患リスク評価方法と個別化疾病予防に関する研究
ゲノム機能情報 二階堂 愛 MR
  1. 機械学習や計算機科学を利用した大規模ゲノム解析のためのデータサイエンス技術の開発
  2. 大規模ゲノム科学分野の新しい実験技術の開発
  3. 大規模ゲノム解析技術を用いた再生医療・創薬研究
医化学 瀬川 勝盛 MR
  1. 膜脂質を移層・感知する分子の同定
  2. 膜脂質の動態の異常と疾患
  3. 細胞の恒常性を制御する分子の同定
理研生体分子制御学分野 分野長:谷内 一郎
袖岡 幹子
石垣 和慶
田中 元雅
渡邉 力也
萩原 伸也
※1
  1. 生体分子によるリンパ球・分化との制御機構(担当教員:谷内 一郎)
  2. 有機合成化合物を基盤とする生体機能制御分子の創製と化学生物学研究(担当教員:袖岡 幹子)
  3. 生体機能を調節する生理活性物質の探索、標的同定、作用機作解析研究(担当教員:渡邉 信元)
  4. 神経細胞における生体分子の解析による精神・神経変性疾患研究(担当教員:田中 元雅)
  5. 疾患関連因子のデジタルバイオ分析技術の開発と1分子生物物理学研究(担当教員:渡邉 力也)
  6. 植物の生理機能制御を目指した化学遺伝学研究(担当教員:萩原 伸也)
NCC腫瘍医科学 分野長:荒川 博文
増富 健吉
浜本 隆二
安永 正浩
古賀 宣勝
植村 靖史
※2
  1. がん発生要因とそのメカニズムに関する研究
  2. がん関連遺伝子の機能とその異常に関する研究
  3. がんのゲノム・エピゲノム・プロテオーム解析と個別化医療への応用に関する研究
  4. がん微小環境・がん幹細胞・non-coding RNA・シグナル伝達に関する研究
  5. 腫瘍標的分子・ドラッグデリバリー・診断治療法開発に関する研究
細胞分子医学 佐々木 純子 MR
  1. 脂質代謝異常による性転換の分子機構解明
  2. がんの悪性化と脂質代謝との関連
  3. アシル基の違いによるリン脂質分子種の機能解析
領域創成科学 分野長:檜枝 光憲
中林 潤
柳下 和慶
奈良 雅之
徳永 伸一
  1. AIによる肝臓がん病理組織の画像解析
  2. 軟部組織外傷における高気圧酸素環境による治癒促進に関する研究
  3. 生命分子スペクトル解析学
  4. 生命科学におけるネットワーク構造の基礎としてのグラフ理論の諸問題
データ科学アルゴリズム設計・解析 坂内 英夫 DS
  1. パターン照合・検索、特徴抽出・発見のアルゴリズムとデータ構造
  2. データ圧縮・圧縮処理のアルゴリズムとデータ構造
  3. 文字列組合せ論
AI技術開発
※募集は行いません.
(代)坂内 英夫 DS
  1. 統計モデリングの理論および手法論に関する研究
  2. 疾患のシステム的理解に向けて説明可能な人工知能技術の解析研究
  3. 健康・医療におけるオミックスデータ解析
  4. 遺伝子発現制御機構の解明に関するネットワークバイオロジーの研究
分子機構免疫学 選考中 IR
  1. ウイルス感染に対する自然免疫機構の解明
  2. 免疫応答の破綻によって引き起こされる自己免疫疾患発症機構の解明
  3. 自己免疫疾患やがんの治療を目指した創薬
  4. CRISPR-Casシステムを利用した細胞操作技術の開発
形態情報解析学 星 治 MT
  1. 原子間力顕微鏡の医生物学分野への応用
  2. 染色体の高次構造解析
  3. 成長円錐の制御機構解析
  4. 胆管癌の進展に関わる分子病理学的解析および新規治療法の開発
  5. 細胞診画像を用いたデジタルコンテンツの作成、AI画像診断の開発
  6. 開発途上国における病理診断・病理技術の発展
血液・生体システム解析学 分野長:伊藤 南
准教授:西尾 美和子
※伊藤教授指導分については募集は行いません.
MT
  1. 造血器腫瘍を中心とした分子・遺伝子学的異常の解析
  2. Epstein-Barr virusによるT,NK細胞腫瘍発症のメカニズム解明と治療法開発
  3. ヒトES/iPS細胞を用いた褐色脂肪細胞検出法の開発
  4. ヒトES/iPS細胞を用いた褐色脂肪細胞の活性化メカニズムの解析
生命情報応用学
※2024年10月入学の募集は行いません.
角 勇樹 MT
  1. 気管支喘息、COPD、間質性肺炎の病態解明
  2. 肺疾患に対する遺伝子治療、免疫治療
  3. 各種の非侵襲的脳機能測定法,画像解析法を用いた神経精神疾患の病態解明
  4. 脳波を用いたてんかんの研究
  5. 事象関連電位を用いた脳機能の評価
疾患生理機能解析学 柿沼 晴 MT
  1. ヒトiPS細胞およびオルガノイド培養系を利用した疾患病態モデルと分子標的の開発
  2. 肝胆道疾患の発生・進展を制御する細胞間相互作用の解析
  3. 消化器系組織幹・前駆細胞の恒常性を調節する分子機構の解明
  4. 肝線維化と再生を制御する分子機構の研究
  5. 心筋リモデリングの過程における細胞間相互作用の解析
臨床分析・分子生物学 分野長:大川 龍之介
准教授:鈴木 喜晴
MT
  1. 心血管疾患発症の残存危険度を評価可能なバイオマーカーの開発
  2. HDL多様化の機序および性質・機能への影響
  3. 赤血球関連脂質代謝の分子機構解析
  4. 遺伝子改変マウスを用いた新規神経・精神疾患モデルの開発
  5. 中枢神経系における髄鞘形成の分子メカニズム解析
  6. 細胞接着分子や細胞外マトリックス分子の機能・構造解析
微生物・感染免疫解析学 齋藤 良一 MT
  1. 薬剤耐性菌の進化・多様性に関わる研究
  2. 細菌の病原性発現制御機構に関する研究
  3. 環境における微生物叢動態と相互作用に関する研究
  4. ウイルス特異的T細胞の長期的免疫構築に関する研究
  5. ヒト造血幹細胞の動員機構と移植免疫に関する研究
  6. 造血器腫瘍の分子病態解明と新規治療法の開発
生涯口腔保健衛生学
※募集は行いません.
荒川 真一 OH
  1. オゾンウルトラファインバブル水の基礎・臨床研究(創傷治癒、口腔粘膜炎治療、歯周治療、菌血症・誤嚥性肺炎の予防、歯科用ユニット細管内細菌の除去)
  2. 微酸性電解水の臨床研究(菌血症・誤嚥性肺炎の予防、歯科用ユニット細管内細菌の除去)
  3. 周術期等口腔健康管理に関する歯科衛生士教育システムの開発・評価
健康支援口腔保健衛生学 樺沢 勇司 OH
  1. がん治療や周術期の口腔健康管理に関する研究
  2. 全身疾患と口腔健康との関係に関する研究
  3. 新規口腔清掃方法や口内炎予防、治療薬の開発
  4. 口腔の健康と社会格差に関する研究
口腔疾患予防学
※募集は行いません.
品田 佳世子 OH
  1. 口腔疾患の予防方法の開発・評価
  2. 口腔疾患予防と健康増進に関わる研究
  3. 口腔疾患予防に応用できる物質・製品の開発・評価
  4. 口腔疾患予防に関する教育システムの開発・評価
  5. 歯科衛生教育に関する研究
地域・福祉口腔機能管理学 松尾 浩一郎 OH
  1. 地域在住高齢者へのオーラルフレイル予防プログラムの開発
  2. 要介護高齢者の食事モニタリングシステムの開発
  3. 自立高齢者を増やすための革新的食品提供システムの開発
  4. 脳卒中回復期における口腔機能管理システムの構築
  5. がん周術期患者の術後早期口腔機能回復プログラムの開発
口腔健康教育学
※募集は行いません.
吉田 直美 OH
  1. 口腔健康教育手法の開発と研究
  2. 口腔健康支援におけるアセスメントツールの開発と研究
  3. 歯科衛生教育に関する研究
  4. チームアプローチにおける歯科衛生士の役割
口腔基礎工学
※2024年10月入学の募集は行いません.
青木 和広 OE
  1. 医歯工連携研究による新規骨形成促進剤の開発および臨床応用に向けた足場材料開発
  2. 口腔内細菌と全身疾患との関連―生活習慣病改善に向けた学際的取組み―
  3. 口腔顎顔面領域の機能回復へのチームアプローチにおける歯科技工士の役割に関する研究
  4. 口腔顎顔面領域の補綴的リハビリテーションに関する研究
  5. チームアプローチにおける歯科衛生士の役割に関する研究
口腔デジタルプロセス学 金澤 学 OE
  1. デジタルデンティストリーの臨床への応用
  2. フルデジタル可撤性義歯製作方法の開発
  3. 機械学習を応用した医療機器プログラムの開発
  4. デジタル化された教育手法に関する研究
口腔医療工学 池田 正臣 OE
  1. CAD/CAM等の先端技術の評価と改善、開発
  2. 口腔内装置制作に関わるアナログ技術の再評価
  3. 口腔領域で培われた制作技術の関連医療領域への応用
  4. 歯科技工士の労働環境および職域に関する研究
  5. 歯科技工技術の国際標準化に関する研究

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