診療科・センター・部門

輸血・細胞治療センター

センター長のご紹介

安全性を重視した輸血療法を実施するとともに、
画期的な細胞治療を実践し、
患者さんの期待に応える先進的な医療を提供します

センター長 関矢 一郎 -Ichiro Sekiya-
専門医 日本整形外科学会認定 整形外科専門医
日本再生医療学会再生医療認定医
専門分野 再生医療
膝関節外科
研究領域 軟骨・半月板の再生医療
間葉系幹細胞の増殖・軟骨分化
人工膝関節置換術
電話番号 03-5803-5646

輸血は広義の再生医療において、もっとも長い歴史を持った医療技術です。
当センターでは安全な輸血に必要な検査・技術を提供するとともに、救命救急センターの緊急性の高い輸血や、NICUなど特殊性の高い輸血にも対応しています。そして、今もっとも注目されている狭義の再生医療としては、様々な診療科・研究室で開発された先端医療技術を実用化するために、清浄度の確保された施設で、再生医療・細胞治療用の細胞を調製しています。<輸血><細胞治療><再生医療>のすべてにおいて、患者さんの期待に応え、安全で質の高い先進的な医療を提供できるようセンターが一つになって努力を続けてまいります。

センターの概要

当センターは、機能不全になった組織、臓器を補助・再生させる医療である<輸血><細胞治療><再生医療>を提供することを目的としています。特に、世界最高水準の再生医療・細胞治療の実用化をめざして設置された細胞培養加工施設には、日本再生医療学会認定医、臨床培養士が所属し、治験や臨床研究用細胞の加工を実施するとともに、学内外の有益な再生医療技術の実用化を支援していきます。

おもな診断・治療法

【輸血】
(おもな検査)輸血検査(血液型検査、不規則抗体検査、交差適合試験)
(おもな治療法)同種血輸血、自己血輸血

【再生医療・細胞治療】

  • 造血幹細胞移植(骨髄、末梢血、臍帯血)
  • 自家滑膜幹細胞の半月板損傷を対象とする医師主導治験(整形外科)
  • 変形性関節症膝に対する滑膜幹細胞の関節内注射(整形外科)
  • 自家腸上皮幹細胞による炎症性腸疾患の粘膜再生治療(消化器内科)
  • 日和見感染症に対する多ウイルス特異的T 細胞治療(小児科など)
  • T 細胞白血病・リンパ腫(ATL)に対する複合的ワクチン療法(免疫治療学分野・血液内科:九州 がんセンター)

高度な先進医療

半月板再生医療、腸管再生医療、多ウイルス特異的T細胞治療は、日本医療研究開発機構(AMED)の支援事業に採択され、現在、治験・臨床研究を進めています。治験・臨床研究の適応は各診療科までご相談ください

センターにおける研究テーマ

  • 新規再生医療・細胞治療の開発を目的としたトランスレーショナルリサーチ
  • 再生医療用細胞加工物・血液由来原料の製造および品質評価技術の実用化
  • 安全で適正な輸血の実施と輸血事故防止対策
  • 造血幹細胞移植を中心とした細胞治療の基礎研究と臨床応用

その他

当センターの細胞培養加工施設(再生医療等安全性確保法の下で届出:施設番号FC3150001)は2015年に改修を行い、5つの細胞調整室(無菌培養室)で同時に6列の培養が可能な施設となりま した。今後は、これから臨床研究や再生医療等製品を使った治療を開始したいと考える研究者へのサポートも行ってまいります。