診療科・センター・部門

周産期母子医療センター

センター長のご紹介

新しい生命を安心・安全に育み、
ハイレベルな周産期医療を実践しています

センター長 宮坂 尚幸 -Naoyuki Miyasaka-
専門医 日本産科婦人科学会認定 産婦人科専門医・産婦人科指導医
母体保護法指定医
専門分野 産科婦人科学、周産期医学
研究領域 合併症妊娠の管理
MRIを用いた低酸素性虚血性脳症の病態生理の解明
DOHaD学説に基づく子宮内胎児環境に関する研究
電話番号 03-5803-5684 (周産・女性診療科外来) 
03-5803-5674 (小児科外来)

平成27年4月から地域周産期母子医療センターとして認定され、分娩部から周産期母子医療センターと改称いたしました。総合病院の特性を生かし、様々な基礎疾患(持病)をお持ちの方のハイリスクな妊娠分娩管理から、特にリスクのない方の正常分娩まで、幅広く対応しております。
麻酔科医による24時間対応の無痛分娩、新生児専門の小児科医による充実した新生児医療、精神科医による周産期メンタルヘルス外来、助産師・看護師・メディカルソーシャルワーカーによる患者さんに寄り添った子育て支援など、充実した周産期医療を実践し、提供しております。

センターの概要

産科病床20床、個室分娩室2、分娩室1、陣痛室2、NICU6床、GCU6床

取り扱うおもな疾患

出生前診断、正常妊娠・分娩、ハイリスク妊娠・分娩、胎児異常、早産児分娩、病的新生児、早産児(在胎27週以上、推定体重800g以上)

おもな診断・治療法

総合病院である特色を生かして、関連各科との協力の上、様々な基礎疾患や合併症を有する女性の妊娠分娩管理を行っています。特に高安病、もやもや病、精神疾患、血液疾患、免疫疾患、膠原病、炎症性腸疾患などを合併した妊婦の管理経験が豊富です。

NICUでは24時間体制で早産児や合併症のある新生児の診断、治療を行っています。小児科内各分野専門医師、および関連他科の医師と連携して、人工呼吸管理、一酸化窒素吸入療法、低酸素療法、交換輸血、低酸素性虚血性脳症に対する低体温療法、腹膜透析などの高度医療を専門的アプローチにより行います。また小児外科、小児心臓血管外科と連携し、新生児期に外科治療が必要なお子さんを積極的に受け入れる体制を整えています。