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入局についてEntering

入局希望の皆様へ

東京医科歯科大学呼吸器内科は、吉澤靖之先生、稲瀬直彦先生から引継ぎまして宮崎泰成が現在科長を担当しています。
当科では豊富な臨床経験を身につけることができ、さらにベッドサイドから繋がる基礎研究を行うことができます。同門の呼吸器内科医は年々増えて170名ほどになっています。アクティブな医師にあふれており、熱心に指導してくれます。ぜひ、元気な先生方に入局していただきたい、仲間になって欲しいと思っています。
以下の様な医師を育てることを目標にしています

  1. Rubin.H.Eの名言“The Lung as a mirror of Systemic Disease” 「肺は全身疾患の鏡」のように、当科では全身を診ることのできる呼吸器内科専門医を育てること
  2. 科学的な思考で診療のできるClinician Scientist育てること
  3. 呼吸器疾患の病態を解明する研究医を育てること
  1. 本学および関東広域の18の関連病院(https://www.tmd.ac.jp/med/pulm/facilities.html)において、内科専門医プログラムと呼吸器内科専門医プログラムを展開し、研修医終了後、3年目で内科専門医、4年目で呼吸器内科専門医の取得が可能です。アレルギー専門医については現在アレルギー学会で調整中です。
  2. については、関連病院合わせて1000床以上の呼吸器内科のベッドがあり、大規模な臨床研究や医師主導治験を行っています。新規治療の開発のためのアイデアを募集しています。
  3. 間質性肺炎・アレルギー性疾患・呼吸器悪性腫瘍・肺感染症の基礎研究を行っています。大学院生を毎年3〜4人募集しています。学内外の研究室と連携して最先端の研究が行えます。間質性肺炎の一つである過敏性肺炎の研究では、世界的にも有名です。
    臨床・研究・専門医教育プログラムについては、このホームページの他のページを参考にしてください。また、病院見学や入局に関する相談は医局長岡本師(tokamoto.pulm@tmd.ac.jp)にご連絡ください。それでは、皆様のご連絡をお待ちしています。

    令和3年9月吉日
    東京医科歯科大学 統合呼吸器病学・呼吸器内科
    教授 宮崎泰成

統合呼吸器病学 教授 宮崎泰成

募集案内

1) 初期研修終了時(内科専門研修開始時)に入局をお考えの方

東京医科歯科大学医学部附属病院または関連病院の内科専門研修プログラムの下で、呼吸器診療をメインとした内科研修を行います。内科専門医および呼吸器専門医の取得をサポートいたします。 「専門研修プログラム」をご参照ください。

募集要項 レジデント

募集要項 医員

2) 内科専門研修終了後に入局をお考えの方

大学病院および関連施設において呼吸器内科医として研鑽をご希望の方、大学院生として研究を開始する方の入局も随時募集しております。皆様のキャリアプランを教授,医局長とご相談の後に,研修する施設を決定いたします。特に卒後年数に関係なく随時入局者を募集しておりますので、お気軽にお問い合わせください。

お問い合わせ 白井剛 shirai.pulm@tmd.ac.jp

募集要項 特任助教(キャリアアップ)

入局説明会は、例年5-6月頃に行っております。日時についてはトップページやfacebookにて通知いたします。

入局者の声

卒後8年目 大学院生 男性
他大学出身、東京医科歯科大学初期研修プログラム後入局

本学で初期研修後、関連病院での後期研修を経て、現在は大学院に所属しています。本医局は「研究と臨床の両立」を重視しており、私たち大学院生は基礎研究のみならず、多施設共同研究に携わる機会も多いです。臨床での実体験を元に基礎研究で病態生理を追求し、臨床研究で俯瞰的に調査することはとても勉強になります。医局員数も多く様々な背景の先生方にご指導を受けられるのも魅力です。呼吸器内科に興味のある方は一度見学にいらしてください。

卒後6年目 関連施設勤務 女性
他大学出身、初期研修プログラム(本学以外)後入局

私は腫瘍やアレルギー、自己免疫疾患、感染症など診療範囲が幅広く、急性期から緩和医療まで関わることができることに魅力を感じ呼吸器内科を選択しました。
これまで2つの医局関連病院と大学病院で勤務し、関連病院では豊富な手技や幅広い呼吸器診療に加えてジェネラルな内科診療を経験し、大学病院では複雑な症例での考え方や学会発表に手厚い指導をいただきました。これらの経験やご指導いただいた先生方との出会いは大きな財産となっており、皆さんも自分のロールモデルとなるような医師にきっと出会えると思います。

卒後3年目 大学病院勤務 男性
東京医科歯科大学出身、初期研修プログラム(本学以外)後入局

私は感染症、自己免疫疾患、アレルギー、腫瘍といった呼吸器内科の幅広い診療内容や気管支鏡を始めとした手技の豊富さから入局を決めました。間質性疾患をはじめとして、各分野でも第一線で活躍する上級医の先生方から日々手厚い指導をいただき、常に新たな学びを実感しております。都内、関東圏に多くの関連病院があり、同じく医師の妻と小さな子供との生活において勤務先の選択肢が多いことも魅力でした。呼吸器内科に興味がある方は、一度見学をしてみることをおすすめいたします。