医局の特色
1. シームレスな研修サポートと多彩なキャリアパス
当医局は多様なキャリアパスを尊重し、専攻医から始まるシームレスな研修サポート体制を提供します。
研究を身近に感じられる環境で、次世代のPhysician-Scientistを育成するとともに、多彩な研修施設群と充実した指導体制により、幅広い分野での専門性と質の高い総合診療を両立し、それぞれの分野での個々の活躍を促進することで、全方位的に小児医療全体を牽引することを目指します。

2. 勉強会・セミナー・交流会
マンデーセミナー(毎週月曜日)
診療グループごとの抄読会や症例報告、学内外のスペシャリストを招いての講演会など
お茶の水パンダの会
当医局では子育てと仕事の両立に関心のある先生方の情報交換の場として子 育て医師の交流会を年に1回開催しています。
3. 多彩な研修施設群(御茶ノ水子ども医療総合ネットワーク)
東京科学大学小児科を中心とした子どものための地域医療総合ネットワークで、計10の施設と連携しています。いずれの施設も多数の症例と経験豊富な複数名の指導医が在籍しています。いずれも地域の中核病院として総合医療・小児医療を担っている施設であり、若手小児科医が指導を受けながらさまざまな小児診療の経験を積むことができます。
連携施設
- 東京北医療センター
- 川口市立医療センター
- 土浦協同病院
4. 研究を身近に感じられる環境
各専門グループがそれぞれの大学院生を指導し、研究を行っています。
5. 国内外の留学先
国内留学先
- 国立成育医療研究センター(血液、内分泌、腎臓、児童精神、アレルギー)
- 東京都立小児総合医療センター(内分泌、PICU)
- 神奈川県立こども医療センター(循環器、遺伝)
- 東京女子医科大学(循環器、腎臓)
- 榊原記念病院(循環器)
- 国立精神神経医療研究センター(神経)
- 埼玉県立小児医療センター(PICU)
- 長野こども病院(NICU、循環器)
- 東京女子医大東医療センター(NICU)
- 聖マリアンナ医科大学(膠原病)
- 東京都立府中療育センター(神経)
- 沖縄県立南部・こども医療センター(PICU)
海外留学先
主な留学先はエリア名をクリックしてください。
東京北医療センター
武蔵野赤十字病院
周産期〜小児まで一体で守る“武蔵野モデル”
当院は東京都のほぼ中央に位置する武蔵野市にあり、北多摩南部医療圏の中核病院として周産期から小児まで切れ目のない医療を提供しています。院内分娩数は年間約1,000件と多く、産科・新生児内科と小児科が密接に連携し、生まれる前から成長期まで一貫してサポートできる体制が強みです。2025年12月には新病棟がオープンし、より安全で快適な医療環境が整いました。地域の子どもと家族を長く支える“武蔵野モデル”のもと、広い視野で小児医療を学べる環境です。
いつでも赤ちゃん、子どもを支える“安心の24時間ケア”
新生児内科では超低出生体重児を含む重症新生児の治療を行い、退院後は小児科と連携してシームレスにフォローしています。小児科救急では一次から三次救急まで対応し、救急車応需は全体で年間1万台以上、そのうち小児は1,000台以上と実績も豊富です。急変対応から専門治療まで幅広く経験できるほか、アレルギー診療では食物経口負荷試験を積極的に実施し、専門性の高い診療も学べます。24時間、あらゆる場面で子どもを支える実践的な環境です。
しっかり学べて着実に伸びる“育成サポート環境”
小児科と新生児内科の両方をローテーションでき、多様な症例を経験しながら自分の興味を広げられます。各専門分野の指導医が日常診療から学術活動まで丁寧にサポートし、小児科専門医取得に向けた論文指導の実績も豊富です。学会発表も積極的に推進しており、小児医療セミナーでは優秀賞を4回連続で受賞するなど教育体制は確かな実績があります。無理なく、しかし確実に力をつけたい研修医の先生に最適の成長環境です。

都立墨東病院
“未来のキャリア形成を支える3つの魅力”
臨床力を磨く、多彩な症例経験
一般的な小児疾患から希少疾患まで幅広く経験することが可能です。体系的な教育体制のもとで臨床力を磨き、専門医取得に直結する実践的な研修を積むことができます。さらに救急、神経、循環器、腎臓、内分泌、血液、虐待診療を専門とするスタッフが在籍しており、多彩な症例を通じて確かな臨床能力を養成し、将来のキャリア形成に大きな力となる環境を整えています。
人的ネットワークが未来を支える
当科には多様なバックグラウンドを持つ医師が集い、日常診療をはじめ症例検討会や勉強会、カジュアルな懇親の場を通じて自然に交流が生まれます。知識や経験を共有しながら互いに高め合える環境が整っています。さらに都立病院機構のネットワークを活用できる点も魅力です。幅広い人的つながりが専攻医としての成長と将来のキャリア形成を力強く支えます。
利便性が研修を支える
当院は交通至便な立地にあり、様々な場所からのアクセスが良好です。大学にも近く、研修と生活の両面で安心できる環境が整っています。周辺には生活に便利な施設も揃っており、快適な日常を送りながら研修に専念できます。立地の良さは専攻医として研鑽を積む上で大きな支えとなり、キャリア形成に集中できる条件を備えています。

川口市立医療センター

草加市立病院
豊富な症例経験!様々な疾患を経験することができます
埼玉県・東南部地域で唯一の「小児病棟」を有する病院小児科として、「顔の見える」病診連携・病病連携を基に、2次診療(24時間365日)を提供します。専攻医も一般外来(週2回)で、急性疾患・慢性疾患ともに継続した診療が可能です。入院診療はチーム制(指導医-専門医-専攻医)を敷き、毎朝のクリニカル・カンファレンスでは全ての入院症例の他、気になる外来症例の相談・検討も行います。
国内留学!専門病院等での研修を経験することができます
卒後4年目以降の若手医師は短期間(1-2ヶ月)の国内留学のチャンスがあります。埼玉県立小児医療センターや東京都立小児総合医療センターをはじめ、獨協医科大学埼玉医療センター子どものこころ診療センター、クリニック(在宅・訪問診療)、行政機関などへの留学実績があります。当院小児科でも専門外来(神経、内分泌代謝、循環器、アレルギー、腎臓など)を設置し、サブスペシャリティー領域の専門診療も経験することができます。
学会発表、論文発表、臨床研究!
私たちは、一つ一つの症例を大切にします。日常の診療で遭遇する一つ一つのクリニカル・クエスチョンを大切にします。多機関共同臨床研究にも積極的に参加し、大学関連教育施設として、様々な学術活動に力を入れています。私たちの目の前には、たくさんの種(シーズ)があります。一緒にPhysician Scientistを目指しませんか?一緒に楽しく学びましょう!


千葉市立海浜病院
施設概要
千葉市西部にある29診療科293床の基幹施設で,小児科・新生児科は院内最多の医師数(うち小児科専門医22名)と病床数(小児42床,NICU 21床,GCU 25床)を備えています.地域小児科センター,地域周産期母子医療センターに指定され,千葉市内のみならず県内広域から患者さんを応需しています.2026年10月に幕張新都心エリアへ新築移転,349床(うち小児・移行期・重症乳幼児57床,NICU 24床,GCU 12床)へ増床となり,さらなる発展を目指します.
小児診療の特色
アレルギー,感染,循環器・成人先天性心疾患,救急・集中治療,神経,精神,先天代謝,消化器,内分泌,新生児,小児外科を専門とする常勤医が在籍し,一般総合診療から専門診療まで幅広く対応します.救急診療は24時間体制で年間約3000台の救急車を受け入れています.養育に課題のある家庭には,周産期・小児の多職種チームを中心に行政機関と連携して支援します.近年,循環器は新生児から成人期まで手術を含む診療体制が整備され,児童精神は専門診療が始まりました.
研修の特色
こどもたちの健康と安全を守る小児のジェネラリストの育成を目指します.働きやすい勤務環境を維持しつつ,診療・教育・研修体制の充実を図っています.専攻医は診療チームの一員として入院診療を中心に外来や宿日直業務などに携わります.院内外の勉強会や学会発表の機会も得られます.多彩なバックグラウンドとサブスペシャルティ専門医資格を持つ上級医が多数在籍しており,小児科専門医取得後のキャリアを見据えた研修が可能です.

柏市立柏病院
気軽に受診できる一般・専門外来診療の提供
小規模病院であるため、近隣の子ども達がクリニックのように気軽に受診できる一面もありますが、感染症だけでなく各専門分野の治療入院、検査入院にも対応しています。地域のクリニックからの紹介患者や救急患者も増加しており、地域で頼られる病院として日々発展してきております。また、神経、循環器、内分泌、アレルギーの各分野を専門とする常勤医師に加えて、腎臓、免疫・血液、小児外科の非常勤医による専門外来を設置しております。
行政と連携した疫学研究の推進
東京科学大学に柏市の寄附講座を設置し、臨床面・研究面での連携を深めております。特筆すべきは、柏市の小児の情報を利用した疫学研究を行う準備を整えており、様々な小児に関連する施設(行政、医師会など)と情報共有を行いながら情報発信を行っていければと思っています。
フレキシブルな働き方への対応
当院は病床数200床と小規模病院でありながら、6名の常勤医師が在籍しており、子育て中、時短などの相談にのりやすい環境が整っております。また、様々な経験を積みたい先生にも、指導医との距離が近く相談しやすい環境となっております。新病院の計画も現在進行形で進んでいます。

東京ベイ浦安市川医療センター
コンパクトで多機能
常勤医9人(専門医7人+専攻医2名:うち東京科学大学関連7人)で、24時間365日地域の子どもたちの医療に携わっています。20床の入院診療、ハイリスク分娩の立会い、軽症の病的新生児を含む新生児診療を、2つの診療グループで行っています。専門外来は循環器、アレルギー、神経、腎臓、内分泌と充実しています。
救命救急科・小児外科との連携が密
救急外来のファーストタッチは、3歳以下は小児科、4歳以上は救命救急科で、中等症以上の患者さんでは協力して診療しています。急変時にも、救命救急科が力強くバックアップしてくれます。外科疾患を疑うときは常勤の小児外科医にすぐに相談できます。
ほどよい仕事量
小児科医師のあいだで常に情報共有してフットワーク軽く助け合っています。就業時には当直医にバトンタッチし、当直医は朝の申し送り・グループ回診が終わったら帰宅します。残業は少なくオフタイムも充実させやすい職場です。

土浦協同病院

JAとりで総合医療センター
メリハリのついた勤務
当直明けはdutyはなく、朝の回診が終われば帰宅でき、休日は、日直/当直の医師が入院患者全員の対応をします。オンとオフをしっかり分けた勤務体制です。
様々な症例を経験できる
当院は、茨城県南の二次救急医療施設です。この地域には、小児に対応できる施設は少なく、様々な方が来院されます。肺炎・喘息・けいれん重積・川崎病などの一般的な小児疾患を始め、ネフローゼ症候群や1型糖尿病の患者も、初期対応からしっかりと学ぶことができます。また、神経・循環器・内分泌・腎臓・アレルギーといった専門外来も充実しており、経験豊富な先輩の診療を見学できます。
他職種との連携
近年、医療的ケア児や神経発達症(発達障害)を抱えた患者と家族へのサポートの充実が求められています。当院には子どもにも対応できる療法士や臨床心理士がおり、定期的にカンファレンスをし、お互い顔をあわせてそれぞれの立場から意見を出しあっています。ほかにもカンファレンスはありますが、カンファレンスという場だけでなく、廊下でたまたますれ違った時に情報がもらえることもあり、アットホームな雰囲気があります。

北アメリカ
| 留学先 | 分野 | |
|---|---|---|
| アメリカ | University of California | Department of Molecular Biology |
| Division of Biological Sciences | ||
| University of Washington | Department of Pediatrics | |
| St. Jude Children's Research Hospital | Department of Hematology/Oncology | |
| Department of Immunology | ||
| National Jewish Medical and Research Center | Department of Pediatrics | |
| University of Colorado Health Science Center | Department of Medicine and Physiology & Biophysics | |
| Children's Hospital, Harvard Medical School | Division of Cardiology | |
| Division of Immunology | ||
| Vanderbilt University | Department of Pediatrics | |
| カナダ | Hospital for Sick Children | Division of hematology and Oncology |
ヨーロッパ
| 留学先 | |
|---|---|
| フランス | Hopital Necker Enfant-Malades |
| イギリス | Institute of Cancer Research , Chester Beatty Laboratories |
| Imperial College of London | |
| イタリア | Neuropsichiatria infantile, Ospedale Pediatrico Gaslini |
| ドイツ | Center for Chronic Immunodeficiency, University of Freiburg |
オーストラリア
| 留学先 | |
|---|---|
| オーストラリア | Institute for Molecular Bioscience, University of Queensland |
| Prince Henry Institute |
マンデーセミナー 2024年度活動報告
| 日程 | 内容 | 演者 |
|---|---|---|
| 4月15日 | アレルギーレクチャー | JAとりで総合医療センター小児科 髙田数馬先生 国立成育医療研究センターアレルギーセンター 石川史先生 |
| 4月22日 | CLSからのお願い | 当院小児科 村瀬有紀子先生 |
| 5月13日 | 留学報告(神奈川県立こども医療センター) | 当院小児科 斎藤洋子先生 |
| 5月20日 | 留学報告(国立成育医療研究センター) | 当院小児科 金田朋也先生 |
| 5月27日 | 先天性副腎低形成症の症例と副腎不全について | 当院小児科 折本竜太先生 |
| 6月3日 | 地方会予演「心室期外収縮を契機に発見された冠動脈瘤の1例」 | 当院初期研修医 須磨葉月先生 |
| 6月10日 | 重点症例「横隔膜ヘルニア症例の在宅移行に向けた課題」 | 当院小児科 横井碧先生 |
| 6月17日 | Oxygen-glucose deprivation increases NR4A1 expression and promotes its extranuclear translocation in mouse astrocytes. | 当院小児科 森山剣光先生 |
| 6月24日 | 心電図を読もう | 当院小児科 山口洋平先生 |
| 7月1日 | フローサイトメトリーの基礎 | 当院小児科 宮本智史先生 |
| 7月8日 | 地方会予演「播種性非結核性抗酸菌感染症をきたしたCHARGE症候群の一例」 | 当院初期研修医 比留間百合子先生 |
| 7月22日 | 発熱のみを呈した急性リウマチ熱の16歳男子例 〜不明熱に出会った時のアプローチ〜 | 当院小児科 伊良部仁先生 |
| 7月29日 | 迷わず副腎不全と向き合うために | 当院小児科 高澤啓先生 |
| 9月2日 | RSウイルス感染症の予防戦略と課題 | 当院小児科 杉江学先生 |
| 9月9日 | 地方会予演「左眼球運動制限を契機に見つかった左上顎洞原発Langerhans細胞組織球症」 | 当院初期研修医 土方美奈子先生 |
| 9月30日 | 分割時系列分析で考える小児循環器疾患~突然死・先天性心疾患・川崎病 | 当院小児科 石井卓先生 |
| 10月7日 | 地方会予演「Basedow病母体から出生し後鼻孔閉鎖を発症した新生児例」 | 当院小児科 高杉祐生先生 |
| 10月21日 | 重点症例「てんかん性心静止の治療に難渋しているATP1A2異常症の男児」 | 当院小児科 渡邉浩太郎先生 |
| 10月28日 | 造血細胞移植後のウイルス感染症とウイルス特異的T細胞療法について | 当院小児科 神谷尚宏先生 |
| 11月11日 | 重点症例「早期に急性腎障害を認識し腎代替療法を回避したネフローゼ症候群の2例」 | 当院小児科 柏木菜緒先生 |
| 11月18日 | 遺伝子診療科の役割〜遺伝カウンセリングの意義と目的〜 | 当院小児科 我有茉希先生 |
| 11月25日 | 重点症例「先天性横隔膜ヘルニアの長期管理」 | 当院小児科 横井碧先生 |
| 12月2日 | 大学小児心臓手術の対象疾患拡大について | 当院小児科 山口洋平先生 |
| 12月16日 | 小児の睡眠関連障害:ナルコレプシーから起立性調節障害までの病態と対処法 | 筑波大学国際統合睡眠医科学研究機構 神林崇先生 |
| 12月23日 | A Glimpse of Pediatric Care in Indonesia | 当院小児科 Riski Muhaimin先生 |
| 1月6日 | 地方会予演「川崎病関連関節炎の経験と治療方針」 | 当院初期研修医 杉村長洋先生 |
| 1月20日 | 小児IgA血管炎のみかた ~小児IgA血管炎診療ガイドライン2023の知見から~ | 当院小児科 清水正樹先生 |
| 1月27日 | 「同じ」を知り、「違う」に応用する | 当院小児科 辻敦美先生 |
| 2月3日 | 地方会予演「チアノーゼ発作で発症した扁桃体病変を伴う右内側側頭葉てんかんの乳児例」 | 当院小児科 関千明先生 |
| 2月10日 | 重点症例「左室流出路狭窄を伴う心横紋筋腫に対してmTOR阻害薬が有効であった結節性硬化症の新生児例」 | 当院小児科 松岡高弘先生 |
| 2月17日 | 重点症例「生後2ヶ月で急性心不全を発症したALCAPAの一例、国内の小児人工心臓・心臓移植の現状」 | 当院小児科 古川晋先生、長原慧先生 |
| 3月3日 | 地方会予演「関節症状が先行し術前心電図を契機に診断された萎縮性甲状腺炎の一例」 | 当院初期研修医 河合真央子先生 |
| 3月10日 | 進歩するSMA診療 | 当院小児科 水野朋子先生 |
| 3月17日 | PMDAの経験 | 医薬品医療機器総合機構 満生紀子先生 |
| 3月24日 | 臨床症例をつうじて語る 小児リウマチ医へのpearls | 帝京科学大学医学教育センター 稲毛康司先生 |
第22回アトムの会 開催報告
当番幹事病院:草加市立病院
【主幹】
草加市立病院 診療部 小児科
会頭 長谷川 毅 (副院長)
運営委員長 滝島 茂 (小児科部長)
運営副委員長 松田 希 (小児科副部長)
成 健史 (小児科副部長)
【開催日時】
2025年11月3日(月/祝) 8:45開場、9:30開会、17:00閉会
※18:00-21:00 情報交換会(懇親会)を草加駅近くの飲食店にて開催
-
【参加者】
総数 63名
医学部学生 2名
初期研修医 8名
後期研修医 22名
卒後6-10年目 10名 (内 講師3名)
卒後11-20年目 11名 (内 講師6名)
卒後21年目以上 10名 -
【懇親会参加者】
総数 19名
医学部学生 0名
初期研修医 2名
後期研修医 5名
卒後6-10年目 4名
卒後11-20年目 4名
卒後21年目以上 4名
【開催内容(プログラム)】
総合テーマ 『明日から活かせる!小児科診療 超入門』
1.レクチャー [1講演30分]
①「明日から読もう!脳波検査 超入門」
成 健史(草加市立病院 小児科)
②「明日からできる!小児喘息診療 超入門」
一木 洋祐(草加市立病院 小児科)
③「明日からわかる!臨床遺伝 超入門」
我有 茉希(東京科学大学 生命倫理センター・遺伝子診療科)
④「ネフローゼ診療 はじめの一歩」
中溝 智也(国立成育医療研究センター 腎臓・リウマチ・膠原病科)
⑤ハンズオンセミナー「明日からできる!心エコー 超入門」
山口 洋平(東京科学大学 大学院医歯学総合研究科 発生発達病態学分野/小児科)
⑥「今日からの 不登校への取り組み」
黒神 経彦(川口市立医療センター 小児科)
2.ランチョンセミナー [1講演30分]
⑦「明日からできる!生成AI 超入門」
山野 春樹(東京科学大学 大学院医歯学総合研究科 発生発達病態学分野/小児科)
3.特別講演 [1講演30分]
⑧「支える力・導く力・推す力- 小児科医のキャリアをつなぐ3つのシップ」
辻 敦美(東京科学大学 総合教育研修センター)
⑨「臨床研究はじめの一歩 ~ 日常診療から広がるサイエンス~」
阿久津 裕子(東京科学大学 ヘルスサイエンスR&Dセンター)
4.専攻医研究発表(演者:専攻医2年目、座長:専攻医3年目)
①岩田 陽太「けいれん重積型二相性脳症(AESD)を疑い 脳平温療法・バルビツレート療法を早期導入し後遺症なく回復した1歳女児」
②高杉 祐生「高インスリン性低血糖と家族性糖尿病:単一遺伝子異常で生じる真逆の病態を家族歴から解き明かす」
③日原 勇貴「新生児期に高拍出性心不全を来したinfantile hepatic hemangiomaの1例」
④古野 秀裕「左冠動脈起始異常を伴った主幹部膜様閉鎖の6歳男児」
⑤矢野 龍介「仙尾部奇形腫の1例」
【参加者アンケートより一部抜粋】
<初期研修医>
- 様々な分野について基本的な内容から解説していただき大変勉強になりました。エコーハンズオン研修のような実践の講義も実施していただき楽しむことができました。
- 初期研修でまだ小児科ローテをしておらず、大変勉強になりました。ここで学んだことを活かして研修に臨めたらと思っております。
- 明日からすぐに役立つものばかりでとても充実していました。
- これから日常の診療で生かせそうなことを聞けてよかったです。ありがとうございました。
- 貴重な勉強会を開いてくださりありがとうございました。初期研修医の自分にも分かりやすい内容がとても多く、勉強になりました。特に子供に心エコーを当てて冠動脈を確認したことがなかったので、良い機会になりました。またの機会があれば是非参加させていただきたいです。
- 非常に勉強になった1日でした。ありがとうございました。
<後期研修医>
- 大変勉強になりました。ありがとうございました。
- 明日からの診療に役立つ情報を多くいただけてとても参考になりました。
- すぐに使えるような小児科知識をたくさん得られて良かったです。大変いい経験となりました。
- 大変興味深いテーマばかりであっという間に終わってしまいました。
- それぞれのセッションで、各分野について学ぶことができとても良かったです。
- 小児科専攻医1年目としては、題名の通りすぐに診療に活かせそうなトピックや、ハードルが高いと感じていた検査などを身近に感じる講義ばかりで大変ためになりました。


