対象疾患について

東京医科歯科大学「潰瘍性大腸炎・クローン病先端治療センター」では潰瘍性大腸炎・クローン病の他、以下の病気の患者さんを対象に診療を行っています。

対象疾患

  • 潰瘍性大腸炎
  • クローン病
  • 腸管の炎症を原因とする以下の疾患
    腸管ベーチェット病/単純性潰瘍/非特異性小腸潰瘍症/腸結核 そのほか原因不明の小腸・大腸炎、潰瘍がある患者さん

潰瘍性大腸炎の患者さんへ

潰瘍性大腸炎は大腸の粘膜(最も内側の層)にびらんや潰瘍ができ、腹痛や下血を伴う下痢を起こす原因不明の病気です。厚生労働省の難病対策における「特定疾患」の一つで、所定の手続きにより医療費の助成が受けられます。

病気についての解説や最新の情報はこちらもご参照ください

クローン病の患者さんへ

クローン病は小腸や大腸の粘膜に炎症や潰瘍を引き起こす原因不明の病気です。腹痛や血便、体重減少を起こす原因不明の病気です。厚生労働省の難病対策における「特定疾患」の一つで、所定の手続きにより医療費の助成が受けられます。

病気についての解説や最新の情報はこちらもご参照ください

「なかなか病気が治らない」とお悩みの患者さんへ 当センターからのメッセージ

潰瘍性大腸炎やクローン病の治療を行うにあたり、一番大切なことは患者さんに自身の病気の状態について正しく理解して頂くことです。自分勝手に判断すると適切な治療をしていても効果が得られない場合が少なくありません。疑問に思ったことがあれば、遠慮せず主治医にどんどん意見をぶつけてみてください。

特に治療がうまくいかなかった患者さんは、どうしても「この治療はやっても以前は効かなかったからやりたくない」「副作用が怖くて絶対使用したくない」と自分で決めつけてしまう場合があります。しかしよく考えてください。医師が「以前効かなかった治療をあえて勧めている」「副作用がある薬剤でもあえて勧めている」にはかならず理由や治療した場合の効果(利益)があるはずです。

是非一度頭を白紙に戻して、当センターでどんな治療でもやってみよう、と前向きに取り組んでみましょう。

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