炎症性腸疾患センター(IBD外来)
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臨床試験について

1.臨床試験とは?

臨床試験には薬剤や医療機器などを患者さんに使用するために製薬会社などの企業が治療効果や副作用を確認するいわゆる治験と医師が主導にて行う自主研究に分かれます。また、これらの薬剤の治療効果を確認する臨床試験以外に病気の疫学を調査する研究や新しい診断法を確立するための研究などもあります。
以下に当院で行われている臨床研究、自主研究について説明します。

「研究」というと「患者さんをモルモットにして薬の効果を試す」というイメージもあるかもしれません。確かに試験である以上、「試す」という一面があることは否定しません。

しかし困っている患者さんが新しい治療法で救われることも少なからずあります。また今現在皆様が使われている薬剤の多くは、そのように「試されて」「治療効果と安全性が確認されて」使用できていることも事実です。

当院で行っている「自主研究」はすべて患者さんや治療に携わっている医師が常に疑問に思っていることを解決するために行われています。

新しい治療や疑問を解決するための試験に是非ご協力ください。

詳細は担当の先生または長堀医師(月曜日AM・金曜日PM担当)までご質問ください。

2.当院で行っている自主臨床研究

  1. 難治性潰瘍性大腸炎に対するタクロリムス静注療法
  2. 難治性潰瘍性大腸炎に対するレミケード及びタクロリムス比較試験
  3. 潰瘍性大腸炎に対する血球成分除去療法(CAP)による寛解維持療法
  4. クローン病レミケード効果減弱例に対するアダリムマブ療法最適化の検討
  5. クローン病に対するアダリムマブと免疫調節薬併用療法の検討
  6. クローン病におけるMR enterocolonography による非侵襲的疾患活動性評価
    システムの開発
  7. クローン病腸管狭窄に対する小腸内視鏡下バルーン拡張術


        潰瘍性大腸炎・クローン病センター   東京医科歯科大学 難病治療センター  

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