肝炎・肝がん撲滅外来
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臨床研究について

当専門外来で進行中の臨床研究について

C型肝炎やB型肝炎は、ウイルスが感染している方の体内環境(=宿主)とウイルスがつねに攻防戦を繰り広げている状態です。ウイルスがいるだけで、何も起きていない無症状のキャリアの方もいれば、肝炎が持続して、肝硬変や肝がんになってしまう人もいます。慢性肝炎で恐ろしいのは、ほかの多くの臓器における炎症と違い、自覚症状がほとんどないままに病気が進行してしまうことなのです。

そこで、私たちは、肝炎治療における治療効果・安全性、治療後の肝発がんに関わる宿主やウイルスの因子についてこれまで多くの研究を基礎と臨床両面から行ってきました。実際の臨床現場から感じる疑問や、患者様にすぐ還元できるような、有意義な研究課題について、いつもスタッフ一人一人が患者さんと向き合いながら考えています。

こうして得られた結果は、国内外の学会や研究会、ホームページなどを通じて発表しています。

自主臨床研究について

当院の治験等審査委員会の承認のもとに、肝がんの再発予防を目的とした、自主臨床研究を行っております。参加可能な患者様の概略は、下記の全てを満たす患者さまとなっております。

課題名;リファンピシンの原発性肝細胞癌根治的治療後の肝細胞癌再発抑制効果を検討する2群比較臨床試験

  1. 参加同意取得時に年齢20歳以上80歳未満で癌が告知されている方
  2. 慢性C型肝疾患(肝炎または肝硬変)の方(治療で既にウイルスが排除された方も含みます)
  3. 原発性肝細胞癌が確認され、ラジオ波焼灼療法や手術(根治術)等によって、すでに癌が根治されている方。
  4. 肝癌初発から3回目までの再発であり、脈管侵襲・転移がないことが確認されている方。
  5. 根治術後30日以上60日以内に本試験への参加同意が可能な方。

参加を希望される患者様がいらっしゃいましたら、当専門外来もしくは協力施設(土浦協同病院消化器内科)までご受診のうえ、お問い合わせ頂けましたらと存じます。

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