当科「IBD外来」は平成24年4月1日から新たに発足した「潰瘍性大腸炎・クローン病先端治療センター」として、さらに充実した体制で診療を行って参ります。
このホームページでは潰瘍性大腸炎、クローン病をはじめとした炎症性腸疾患(IBD)患者さんおよび家族の方々のために外来受診の案内、病気の概念・診断・治療について説明しています。
炎症性腸疾患(IBD)患者さんを治療するにあたって
潰瘍性大腸炎とクローン病は原因不明な腸疾患のため、これまでは治療に難渋することもありましたが、最近の研究の進歩により有効な治療法も多くなってきています。当センターでは「患者さんの腸の状態を適切に判断し治療を行うこと」をモットーに従来から行っていた以下の4つの特長をもつ専門診療を更に充実させていきます。
東京科学大学 潰瘍性大腸炎・クローン病先端治療センターはここが違います!

1. 専門性ときめ細かさを両立させた診療を実践しています!
きめ細かい診療を日々実践し、「3時間待ち3分診療」「頻繁な担当医の交替」とは無縁の数少ない専門施設です。
2. 負担の少ない検査を心がけ、独自の開発も進めています!
潰瘍性大腸炎とクローン病につきものの消化管の検査を適切な時に苦痛なく受けられる最大限の工夫をしています。更に患者さんの負担を軽減するための新しい検査法の開発も実践しています。
3. 治りにくい患者さんを診ています!
当センターは難治例の紹介患者さんが多く、従来の治療で治りにくい場合でも治験や独自の治療法開発などの工夫をして治療を行っています。また当センターが厚生労働省研究班の代表施設であることから、治療法に関する最新の情報をいち早く入手し、治療法の選択に生かしています。
4. 治療のゴールが違います!
「病気を治すこと」だけでなく、それ以上に通常の日常生活・食事をして頂くことを常に目指した治療を実践している数少ない専門施設です。
更新内容
- 2012.6.11 東京科学大学医学部附属病院ホームページの改訂に伴い更新しました。
- 2012.6.11 東京科学大学医学部附属病院・広報誌「オアシス」第2号が発行されました。特集記事で当センターが紹介されました
- 2012.3.31 潰瘍性大腸炎・クローン病先端治療センターの開設に伴い、内容を更新しました。
- 2012.1.30 第6回日韓炎症性腸疾患シンポジウム盛大に開催(詳しくはこちら)
- 2012.1.28 厚労省渡辺班、平成23年第2回班会議終了(詳しくはこちら)
- 2012.1.23 難病治療センター運営開始予定に合わせて更新
- 2011.8 ホームページをリニューアルしましました。
- 2010.12.27
- IBDの治療の項目にアダリブマブ(ヒューミラ)を追加しました。
- 当院で腸型ベーチェット病の臨床試験を行っています。
- 水曜日AM 森尾純子先生が新たに加わりました。