大阪・関西万博にちなんだ行事食を行いました
大阪万博も終盤を迎えておりますが、臨床栄養部では大阪・関西万博にちなんだメニューを8月29日(金)の昼食に行事食として提供しました。今回の行事食のために「かき揚げ風お好み焼き」「お好み焼き風たまご焼き(全粥食用)」「肉吸い風お吸い物」「ミックスジュースゼリー」のレシピ作成から始めました。山地 管理栄養士が中心となり、給食委託業者 和同会との打ち合わせでレシピに関する意見を出し合い、藤城 栄養士(和同会)と共に何度も試作を重ねてレシピが完成しました。
なかでも「かき揚げ風お好み焼き」は、キャベツが焦げやすく、衣を増やすと油っぽさが強くなるため、量や配分、味付けの調整に苦労しました。ソースとマヨネーズ、紅ショウガを衣に加えたことでお好み焼き風味のかき揚げが完成! 当日は一つずつ丁寧に揚げて、揚げたてを配膳しました。
※後日「Healthyおいしい病院食レシピ」で作り方公開予定
その他にも「ミックスジュースゼリー」は、成分の特性から固まりにくく、配合の調整に苦労しましたが、大阪で親しまれているミックスジュースを味わえる仕上がりとなりました。
また、行事食当日は臨床栄養部員、和同会の給食責任者と一緒に、藤井靖久病院長が検食を行いました。病院長からは「美味しいです。(行事食だけではなく)通常メニューで出してもいいと思います。」と、お褒めの言葉をいただきました。
臨床栄養部では、食事を通じて患者さんの治療を支えています。今後も季節に応じた行事食をお楽しみいただけるよう工夫していきます。
事前検食を行ったスタッフ
病院長 藤井靖久医師
管理栄養士 清水行栄主任、山地佳歩(行事食考案者)、海老澤大輔(和同会給食部)
フライヤーでかき揚げを一つずつ揚げています
たくさんのかき揚げ!
全粥食用「お好み焼き風 たまご焼き」
食事と一緒に配膳される「食札」の表面
卵豆腐に見えるのはミックスフルーツジュースを使ったゼリー
「食札」の裏面。デザインは事前に2025年日本国際博覧会協会に確認し、「ミャクミャク」の使用許可を得ました。
病院長にメニューの説明をする山地管理栄養士
病院長に食札作成の裏話をしています
大阪万博メニュー
4人で検食をしました。