東京科学大学
法医学分野

倫理関係

はじめに

御身内のご不幸に心より哀悼の意を捧げます。法医解剖では、解剖に引き続き、種々の検査を行う必要があります。そのため、血液や臓器を一定期間保存し、その後火葬しています。

当教室では、剖検試料を用いた法医診断の精度向上のための研究を行っています。新しい検査方法を開発し、または、貴重な経験を専門家に伝える必要が生じています。そのために、人権に配慮し、個人が特定出来ない形で、御身内の臓器及び血液の一部を検査し、場合によっては学会・論文などで発表することに、ご同意を頂けると幸いです。

なお、これらの研究に関してご遺族の方へのご負担は一切なく、またご遺族の意思でいつでも中断可能でありこれに伴う不利益は一切ございません。

現在進行中の臨床研究

  1. 法医解剖の事例報告(M2000-1297)

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  2. 法医解剖から見た薬物使用例の傾向分析と薬物乱用防止の社会的対策(M2022-206)

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  3. 死体血保存におけるフッ化ナトリウムと保存温度の影響(M2023-316)

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