研究施設・機器
写真 | 装置名 | 説明 |
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ESI-TOF型精密質量分析装置 | タンパク質や設計・合成された種々の有機化合物などの機能分子や複合体などの精密質量を測り、試料分子の一次組成を解析する装置です。極々微量の試料分子のイオンが一定距離の真空中を飛行する時間を計測します。高度な性能を備え、簡便な操作で短時間内に高品質な分子情報の収集ができます。 | |
核磁気共鳴装置(NMR) | 強磁場の環境においたサンプルに弱い電磁波を照射し、それに対する共鳴の仕方によって分子の立体構造を解析する装置です。所内には広範囲の核種を測定できる9.4テスラ(400 MHz)の磁場と、炭素核を超高感度に測定できる超電導プローブを装着した11.75テスラ(500 MHz)の磁場をもつ装置があり、合成した種々の機能分子の構造解析研究に繁用されています。 | |
生体適合デバイス用成膜装置 |
生体適合デバイス用成膜装置は、生体用デバイスのための薄膜製造を目的とした三元スパッタ装置です。生体計測用のウエアラブルセンサをはじめ、生体への装着や埋め込みを行うデバイスの開発に利用されています。 本装置の特徴
スパッタリング中のスパッタ室内部の様子。通常はアルゴンガスを用いていますが、酸素プラズマなどにも対応可能です。 RF電源を1系統、DC電源を2系統備えています。排気操作や条件設定はタッチパネル上で操作します。 |
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近赤外分光蛍光光度計 |
近赤外分光蛍光光度計は、溶液状態における分子間相互作用の解析や、新規にデザイン・合成した機能性有機小分子の分光学的特性の解明を行うための分析装置です。特徴として、SN比が100 以上(水のラマンピーク、励起波長:350nm、スペクトルバンド幅:5nm、レスポンス2秒)と高感度であり、波長分解能も、励起側1.0nm、蛍光側2.0nmと優れています。 また、
を装備しています。 加えて、一般に普及している蛍光光度計が励起光測定範囲220~750nm、蛍光測定範囲220~750nmであるのに対し、本装置では励起光測定範囲が220~850nm、蛍光測定範囲が220~1010nmとなっています。このため、近赤外光領域の測定が可能です。 近赤外光領域の測定は、
といった特徴があります。 |
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X線光電子分光分析装置(XPS) | 材料表面から数~数十ナノメートルのごく深い領域にある元素を分析する装置です。試料表面にX線を照射し、飛び出した光電子のエネルギーを検出することにより、組成分析だけではなく、原子の結合状態に関する情報が得られます。高速エッチングイオン銃との組み合わせで、深さ方向に対する分析も可能です。また、電子中和銃を搭載しているため、金属だけでなく、セラミック、高分子など、材料の種類を問わずあらゆる生体材料を対象とすることができます。 | |
リアルタイムPCRシステム | 本システムは、核酸の定性や定量,ジェノタイピング,ミューテーション分析のためのモジュラータイプのオンラインPCRデバイスです。アレイの検証、ジーンノックダウン研究SNP解析などのゲノミクス研究分野における幅広い科学的アプリケーションの要求に合致しています。 | |
オールインワン共焦点顕微鏡 | 共焦点顕微鏡は、レーザーの焦点の合った点の画像を高精細に得ることができます。本装置はインキュベーター、除振機能、暗室不要の遮光カバーなど全ての機能を内蔵したワンボックス型のものです。10~600倍の倍率で撮影可能であり、マクロからミクロまで多様な検体において広視野で高解像度の画像を取得することができます。 |