クラウドファンディング募集開始「医科歯科ER:コロナを乗り越え、みんなで学び育てる救命救急を!」
コロナ禍において200名を超える重症コロナ肺炎患者と30名ほどのECMO患者のそばで戦い続けてきた私達医科歯科ERは、コロナを乗り越えた今、新しい課題にチャレンジします。コロナ禍で露呈した日本の救急医療の弱さ。ここを育て、次代に繋ぐ。それを医科歯科から日本全体に広げていきたい。小さな一歩ではありますが、一人でも多くの先生方に私たちの想いを届け、皆様からさらに広げていただけたらと考えております。ご支援何卒よろしくお願いいたします。!
プロジェクト名
医科歯科ER:コロナを乗り越え、みんなで学び育てる救命救急を!
プロジェクト代表者
東京医科歯科大学 救命救急センター 宮川 赳平 助教/安達 朋宏 特任助教
クラウドファンディング実施期間
2023年3月22日(水)9:00 ~ 2023年5月19日(金)23:00(58日間)
目標金額
15,000,000円
プロジェクトページURL
https://readyfor.jp/projects/tmdu_er
プロジェクト内容
コロナ禍を通して私たちが直面したのは、救急対応から重症治療まで連続して従事できる救急集中治療に携わる医療者の不足でした。
継続可能かつより洗練された救急医療活動を行うためには、まずは救急医一人一人の質を上げることや、後進を増やすための教育の機会を増やすことが必要です。
また、今や救急要請から救急隊の現場到着までも徐々に時間がかかるようになってきています。一人でも多くの命を救うためには、医療者の到着を待たず市民の皆様の現場での応急処置が患者様の命を救うと言っても過言ではありません。
そのための知識や技術を広めるため、市民講習会の開催もまた、とても重要なミッションと考えています。
加えて、最先端の知識と技術で医療を提供するためには常に研鑽が必要です。時には病院の外に出て、日本の外に出て、世界の最新を吸収したり私たちの知見を広めたりして議論を交わす必要があります。
そのためにはここ数年止まってしまっていた積極的な研修や留学をサポートすることも大切だと考えています。
救命救急センターは命を守る砦としてこれまでも、これからも全力で我々は戦っていきます。
そして同時に、私たちはポストコロナの日本の救急医療が抱える課題解決に向けて目の前の救急治療にあたるだけでなく、以下の取り組みに注力をしていきたいと考えています。
Ⅰ.より質の高い対応を行える救急集中治療従事者を増やすための教育を充実させる
Ⅱ.より多くの市民の命を救うための市民の皆様への応急手当の啓発を推進する
Ⅲ.常に知識や技術のアップデートを行い診療力を強化する
これらは今日の命を救うためのすぐに効果が分かるような取り組みではないかもしれません。しかし、この教育・啓発活動の先には、1年後2年後の命を救う可能性を大きく広げることができる取り組みだと考えています。
未来の救急医療に向けて、皆様のご寄付を何卒よろしくお願いします。
募集期間:3/22(水)9:00~5/19(金)23:00
皆さまからのご寄付と応援を、よろしくお願いいたします。