「脳卒中は予防できる」―中高生と保護者77人が学ぶ健康講演会を開催
東京科学大学病院 血管内治療科は、2026年2月19日、中高生と保護者を対象とした脳卒中に関する講演会を開催しました。
都内の一貫校(聖心女子学院 中等科・高等科)で開催された講演会には、生徒33人、保護者44人の計77人が参加し、脳卒中の危険性や予防、救急時の対応、最新の治療法について理解を深めました。
脳卒中の危険性と最新治療をわかりやすく解説
講演では、脳卒中の基礎知識や生活習慣との関係、発症時に迅速な対応を行うことの重要性などについて、実際の医療現場の事例を交えて分かりやすく解説しました。また、血栓回収術などの最先端の脳卒中治療についても紹介され、参加者は脳卒中医療の現状と進歩を学びました。
「脳卒中の怖さ」が最も印象に残る結果に
講演後のアンケートでは、「脳卒中の怖さ」が最も印象に残った内容として多く挙げられ、特に生徒の間で強く印象に残ったことが分かりました。また、今後さらに知りたい内容としては「救急時の対応」への関心が最も高く、発症時にどのように行動すべきかといった実践的な知識へのニーズが高いことが示されました。世代別にみると、保護者は「救急時の対応」や「予防」への関心が高い一方、生徒は医師の仕事や生活に興味を示す傾向があり、関心の違いも見られました。
睡眠・減塩など生活習慣改善への意識向上
講演を聞いて今後取り組みたいこととして、「睡眠をしっかりとる」「塩分を控える」「運動を増やす」といった生活習慣の改善が多く挙げられ、本講演が健康意識の向上につながった可能性が示されました。
「分かりやすく実生活に役立つ」と好評
自由記述の感想では、「とても分かりやすかった」「普段聞く機会のない内容で勉強になった」「生活習慣を見直そうと思った」といった声が多く寄せられました。また、血栓回収術などの具体的な治療技術や医療現場の話題に関心を示す意見もあり、臨床の現場を身近に感じる機会となりました。
教員(探求学習担当)からのコメント
今回、東京科学大学血管内治療科の壽美田先生にご講演頂けるという機会を頂くことができました。本校の生徒は医学部を志望している生徒も少なくないため、またとないチャンスです。
また、壽美田先生の講演テーマがが「脳卒中予防」ということで、生徒だけでなく保護者にも声をかけようということになりました。
当日のお話とスライドが大変興味深く、参加した生徒、保護者、教員ともに集中して耳を傾けました。特に、毎日いくつもの種類の仕事を同時並行で進めていらっしゃる壽美田先生の1週間の紹介、脳の病気の治療方法を実際の映像付きで紹介してくださったことが印象的でした。
本校の生徒・保護者にとって有益なお話をして頂きありがとうございました。
東京科学大学病院では今後も、地域の皆さまの健康意識の向上と脳卒中予防の普及を目的とした啓発活動を継続してまいります。








