手指衛生キャンペーン レゴブロック
WHO(世界保健機関)では、5月5日を「手指衛生の日」として、感染対策の基本である手指衛生に関するグローバルキャンペーンが展開されました。
東京科学大学病院感染制御部では、このキャンペーンに併せて「手指衛生キャンペーンレゴブロック」を東京科学大学病院C棟1階に展示しました。この作品は、東京科学大学レゴ同好会が制作したもので、東京科学大病院で手指衛生のさらなる改善に取り組んでいることを院内外の方にアピールする目的で、感染制御部が依頼しました。
完成したレゴブロックの特徴は、精巧に設計された手指、「Science Tokyo」の大学名入り消毒液ボトル、ボトルをプッシュして出てくる泡などがリアルに表現されています。
感染制御部メンバーの完成した作品に対する感想をご紹介します。
感染症内科・感染制御部医師 岡本耕先生
たぶん世界を見渡してもレゴで手指衛生を表現した例はないのではないかと思います。手指衛生が東京科学大学病院の文化であることを、この作品を見るたびに思い起こしたいと思います。
感染制御部 感染管理認定看護師 横倉千恵子さん
手指消毒のボトルをプッシュする仕草が、レゴブロックでこれほどリアルに表現されていることに驚きました。改めて手指衛生の重要性を意識するきっかけになるかと思います。
レゴブロックで精巧に作られた、手指衛生を啓発するオブジェ。細部まで表現された手の動きと、「SCIENCE TOKYO」の文字が目を引きます
細部まで再現された手指衛生のレゴで、正しい手指衛生の大切さを伝えます
感染症対策は、レゴも真剣!まるで生きているかのようなレゴの手が、手指消毒の重要性を啓発。