2025年度白衣式を開催。医学部新5年生、101人が臨床実習に臨みます
2025年4月3日、鈴木章夫記念講堂にて白衣式が101名の新5年生、秋田恵一医学部長、藤井靖久病院長、山脇正永医学科長、中川美奈准教授、岡田英理子准教授、山口久美子准教授、来賓として林洋医科同窓会理事長、多和田奈津子グループ・ネクサス・ジャパン(患者の会)理事出席のもと山脇正永医学科長の司会により執り行われました。
秋田医学部長をはじめ、藤井病院長、ご来賓の林同窓会理事長、多和田患者の会理事よりお祝いのお言葉を頂きました。
つづいて同窓会理事長、学部長、病院長はじめ出席の教員から学生一人一人に白衣が手渡され、真新しい白衣に袖を通した学生の代表として、西尾東洋さんが臨床実習に臨むにあたって、「誓いの言葉」を述べました。
また、白衣は東京科学大学のロゴマーク入りジャケットで本学医科同窓会、本学医師会から寄贈されたものです。
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東京科学大学医学部長 秋田恵一先生のコメント
東京科学大学医学部長 秋田恵一先生2025年4月3日、東京科学大学医学部新5年生101名の皆さんが新しい白衣を身にまとい、新たな一歩を踏み出されたことを大変うれしく、また誇らしく思います。
白衣式は、医師としての使命と責任を自覚し、社会に対する奉仕の誓いを新たにする特別な節目です。
本学医学科では、世界が直面する多くの課題に向き合い、これを乗り越えるための指導的医療人の育成に取り組んでまいりました。
皆さんがこれから臨む臨床実習は、単なる知識や技術の習得にとどまらず、医療チームの一員として「考える医療者」として行動する力を育む貴重な機会となります。
臨床実習を通して自ら問題を発見し自ら解決していくという姿勢により、本学が重視する「研究マインド」がさらに醸成されることが期待されます。これは医師として、そして国際社会で活躍する一人の医療人としても必要な資質です。
今後ますます進化する医療の現場において、自らの力で社会に貢献しようという意志を強く持ち、国内外を問わず新たな価値を生み出していただけることを願っております。
本学の多くの卒業生が国内外で優れた業績を挙げています。皆さんもその後に続き、さらなる高みを目指して歩んでいかれることを心より期待しています。
この白衣とともに背負う責任の重さを胸に、誠実に、謙虚に、そして力強く歩んでください。
白衣を授与された101人の医学部新5年生と
白衣式を初めて見学する新1年生、教員と来賓司会の東京科学大学医学部山脇正永医学科長
学生代表の医学科5年西尾東洋さんによる誓いの言葉
東京科学大学病院藤井靖久病院長
東京科学大学秋田恵一医学部長
林洋東京科学大学医科同窓会理事長
多和田奈津子グループ・ネクサス・ジャパン(患者の会)理事