東京科学大学が開発した手術支援ロボットSaroaを用いた
鼠経ヘルニア修復手術に成功
2025年2月6日、東京科学大学が開発した手術支援ロボットSaroaを用いた鼠経ヘルニア修復手術に成功しました。当該患者さんは、予定通り手術翌日に退院されました。
今回の手術を担当した東京科学大学消化管外科学分野 胃外科 谷岡利朗講師は
「Saroaは軽量かつコンパクトであり、鼠径ヘルニア手術のニーズにベストマッチしています。今後のロボット支援ヘルニア修復術の普及に貢献してくれることを期待します」と手術後のコメントをお話されました。
東京科学大学消化管外科学分野 絹笠祐介教授は
「東京科学大学として、引き続きSaroaの有効な術式の開発に貢献していきたい」と今後の抱負について述べました。