国産手術支援ロボットHinotoriによる2例目の手術に成功
2024年10月30日、東京科学大学病院で2例目となる国産手術支援ロボットhinotoriによる手術に成功しました。
執刀した大腸・肛門外科の絹笠祐介教授は、
「今回は、1回目の回盲部切除術とは異なり、直腸癌に対する高位前方切除術を行いました。
2回目でしたので、初回の改善点をチェックしながら、新たに浮き彫りになった改善点を洗い出しながら手術を迅速に進めることができました。
今後も症例を積み重ねて行きたいと思っています。」
第一助手を務めた大腸・肛門外科の花岡まりえ講師(キャリアアップ)は、
「2回目の助手でしたので、機器の特性を更に理解した上で術野に入れました。
次回以降も更に円滑な手術が実行できるよう貢献したいです。」と次回への抱負を語りました。
患者さんは術後6日目の11月5日にご退院されました。