災害訓練を実施
(首都直下型地震発生時対応)
2024年7月20日13時より、東京医科歯科大学病院災害訓練を実施しました。この日は猛暑の中、病院職員約180人が参加し、首都直下型地震が発生したという想定で災害訓練が進められました。
発災とともに、災害対策本部が設置され、被害状況が各フロアから報告されました。その後、2023年10月にオープンしたC棟地下と1階には、トリアージエリア、重症の被災者が運び込まれる赤ゾーン、黄色ゾーンが設置され、壁に設置された医療ガス設備、非常用コンセント、ストレッチャー(簡易ベッド)などが並べられ、急病人の処置の訓練が行われました。
病院入口には、軽症の被災者を診療する緑ゾーンが設置され、手際よく処置が進められました。
およそ3時間に及ぶ災害訓練が終了し、今回の訓練で明らかになった課題や修正ポイントなどが、今後の災害対策マニュアル等に生かされます。
当院では、災害時にも患者さんの安心・安全を守れるように、今後も定期的に災害訓練を実施してまいります。