「青波長走査型レーザー広角眼底写真は糖尿病網膜症の網膜虚血を示す」―糖尿病網膜症の網膜虚血を非侵襲的かつ簡易に検出することができる―
東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科眼科学分野の大野京子教授と先端視覚画像医学講座の堀江真太郎ジョイントリサーチ講座講師の研究グループは、青波長の走査型レーザー検眼鏡による広角眼底撮影の単一の眼底写真が造影剤を使用せずに広範囲の眼底の網膜無血管野を高率に検出できることを示しました。この研究は株式会社ニデックとの本学ジョイントリサーチ講座の研究としておこなわれたもので、その研究成果は、国際科学誌Asia Pacific Journal of Ophthalmologyに、2021年8月27日にオンライン版で発表されました。