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研究成果・呼吸器内科「 慢性過敏性肺炎における肺の線維化に関わる遺伝子を発見 」― TOLLIPの一塩基多型が呼吸機能の早期悪化に関連 ―

 東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科統合呼吸器病学分野の宮﨑 泰成教授、瀬戸口 靖弘特任教授、片柳 真司大学院生の研究グループは、101 例の慢性過敏性肺炎の遺伝子多型解析の結果から、自然免疫系の主要な制御因子であるTOLLIP 遺伝子の一塩基多型が早期の呼吸機能の悪化に関連することを明らかにしました。その研究成果は、国際科学誌Chest(チェスト)に、2021 年8 月19 日にオンライン版で発表されました。