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小児科の研究成果が国際科学誌『Science Immunology』に掲載

東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科発生発達病態学分野の森尾友宏教授と、Ludwig-Maximillians University (LMU) München Fabian Hauck博士の研究グループは、エモリー大学、トリノ大学、フライブルグ大学、北海道大学、フィラデルフィア小児病院、ロサンジェルス小児病院、シドニー小児病院との共同研究で、OAS1異常症における「ウイルス感染後の低免疫グロブリン血症、炎症性皮疹や肺胞蛋白症」の原因が、OAS1の機能亢進によることをつきとめました。この研究は文部科学省科学研究費補助金、厚生労働科学研究難治性疾患政策研究事業、ならびにAMED未診断疾患イニシアチブ(IRUD)の支援のもとでおこなわれたもので、その研究成果は、国際科学誌Science Immunology(サイエンス・イムノロジー)に、2021年6月18日にオンライン版で発表されました。