眼科の研究成果が、国際科学誌 『THE LANCET Haematology 』オンライン版で発表されました
「同種造血幹細胞移植後に起こる眼の病変を発見 」
―成人T細胞白血病に対する同種造血幹細胞移植後における眼科検査の重要性―
東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科眼科学分野の 鴨居功樹講師と大野京子教授の研究グループは、東京大学医科学研究所附属病院血液内科 東條有伸教授・病院長、 加藤せい子助教 、東京大学大学院新領域創成科学研究科内丸薫教授との共同研究で、成人T細胞白血病に対する同種造血幹細胞移植後に起こる炎症は、 他臓器に先行して眼内に炎症( 樹氷状網膜血管炎が出現することを報告し、眼科検査の重要性を明らかにしました。 その研究成果は、国際科学誌 THE LANCET Haematology ザ・ ランセット ・ ヘマトロジーに、2020年9月22日午前0時(英国夏時間)にオンライン版で発表されました。