新型コロナウイルス対策基金にご協力ください
東京医科歯科大学は2つの基本姿勢の下で、新型コロナウイルス感染に正面から取り組んでいます。
- 東京医科歯科大学では「医学部附属病院における新型コロナウイルス感染重度・中等症陽性患者の受入体制の構築」を最優先事項に位置付け、全学的な支援を行っております。
- ポスト新型コロナウイルス感染の社会に備えた医療体制を整えます。
新型コロナウイルス対策 経緯(あゆみ)
本学が新型コロナウイルス感染症対策に取り組んできた経緯についてご紹介します。
7月6日 | 3号館コロナ肺炎外来をスタート(予定) |
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6月30日 | 一般ICUを再開(予定) |
6月17日 | 9階ER-HCUを「パンデミック病棟(陽性重症病棟)」に改装し、 |
6月17日 | 重症の新型コロナウイルス感染症陽性患者の診療と受け入れをスタートする |
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6月15日 | 歯学部附属病院の外来診療を再開 |
6月1日 | 初診事前予約を通常体制に戻す(一部診療科を除く) |
6月1日 | 手術体制も7通常の70%程度までに回復させる |
5月26日 | 医療スタッフ用の専用ページ開設 |
5月25日 | 1日12名の手術が可能な体制に戻す |
5月25日 | 一般患者の手術を1日6例まで再開 |
5月25日 | 週報の配信開始 |
5月18日 | 安否確認システムを用いた情報発信開始 |
5月18日 | 1日6名の手術が可能な体制に戻す |
5月13日 | COVID-19 肺炎疑い紹介外来スタート |
5月5日 | 月報の配信開始 |
5月4日 | 重症患者の総受け入れ患者数が24人となる |
4月27日 | ER-HCUを一時閉鎖 |
4月27日 | ER-ICUに重症陽性患者用に10床設置(病院全体で重症18床) |
4月27日 | 1日の入院中陽性患者数が36人に達する(最大値) |
4月24日 | 緊急性のない手術を全面中止 |
4月24日 | 陽性患者へのリハビリテーション介入を中等症患者対象にスタート |
4月20日 | 救命救急センターでの陽性救急患者、疑い救急患者の受け入れ開始 |
4月20日 | ICUで重症陽性患者用に8床設置(病院全体で重症16床) |
4月18日 | 歯学部の研究系教員が職員のPCR検査解析作業を開始 |
4月17日 | 歯科医師による医学部附属病院入り口でのスクリーニング業務の協力を開始 |
4月15日 | ICUを「新型コロナウイルス患者受入病棟」として稼働 |
4月14日 | 陽性疑い妊婦用の分娩室を設置 |
4月14日 | コロナ以外の患者の、入院前スクリーニング(PCR検査)を開始 |
4月13日 | 救命救急センターの受け入れを一時中止 |
4月13日 | 「医病新型コロナウイルス対策室」を設置 |
4月13日 | 歯学部附属病院の外来・手術等の診療を縮小化 |
4月13日 | 歯学部附属病院の臨床検査技師を医学部附属病院の検査部へ協力派遣しPCR検査などを行う |
4月10日 | 歯学部、歯科技工部が開発したクリアファイルを使ったフェイスシールドの試作品が完成 |
4月10日 | (現在までに235個、取り換えシート5000枚を制作・納品) |
4月9日 | 医学部附属病院のコロナ陽性患者病棟、一般病棟、外来、検体採取テントなどに歯学部附属病院の看護師を派遣 |
4月9日 | 「コロナ対策通信」(メルマガ)を創刊。全職員に送信 |
4月9日 | 日報の配信開始 |
4月6日 | 職員のメンタルヘルス対策を開始 |
4月6日 | コロナ病棟の最前線で働く医療従事者(看護師、医師、技師、理学療法士など)のPCR検査を開始 |
4月4日 | ER-HCUに重症陽性患者を受け入れる |
4月2日 | 1人目の陽性患者を受け入れる |
4月2日 | 「検体採取テント」稼働 |
3月30日 | 「事務局新型コロナウイルス対策室」を設置 |
3月30日 | 「最悪の事態」に備えたフェーズ1~フェーズ5のシナリオが完成 |
3月 | 新型コロナウイルス感染症対策会議を開催。「最悪のシナリオ」に備えたシナリオ を作成し、医療崩壊を未然に防ぐ綿密な計画を立案 |
2月21日 | 新型コロナ疑い患者に対して、 PCR検査を開始 |
2月17日 | 新型コロナウイルス対策会議を立ち上げ、「最悪の事態」に備えたシナリオ作成をスタート |
2月17日 | 医療崩壊を未然に防ぐ綿密な計画を立案 |
2月 | ヨーロッパ、アメリカの本学関係者・研究スタッフから情報収集 |
ダイヤモンド・プリンセス号の患者搬送、船内診療支援に職員を派遣 | |
1月 | 政府専用機帰国者収容施設の支援に職員を派遣 |
最新データ
- COVID-19関連入院患者数(6月28日時点)
- 累計 443人(重症・中等症86人/ 疑い 357人)
- PCR検査実施件数(4月7日~6月28日時点)
- 累計 5251件
(術前・入院時スクリーニング 1553件/職員2211件/入院患者 462件/外来患者 672件/退室・退院判定 352件) - COVID-19陽性患者の放射線検査数(6月28日時点)
- 累計 1643件
- COVID-19陽性患者の 外来診療状況(6月28日時点)
- 累計 1956件
- COVID-19陽性患者へのリハビリテーション介入数 (4月24日~6月28日時点)
- 累計 421件
- COVID-19 関連に従事した職員へのメンタルヘルスケア (4月12日~6月28日時点)
- 累計 1303回
- 医療機器の在庫状況 (6月28日時点)
- 成人用人工呼吸器 88台
新生児・小児用人工呼吸器 6台
ECMO 10台 - COVID-19患者関連病床数 (6月28日時点)
- 累計 34床
- バックヤードチーム( 4月19日~6月11日時点)
- (医師、歯科医師等による清掃・電話対応・患者搬送作業等)
合計約200人が活動に参加
新型コロナウイルス対策の収支への影響
外来診療の制限や予定出術の中止、 一部病棟閉鎖等による 収支の悪化(赤字)見込 |
医学部附属病院 約▲ 9 億円/ 月 歯学部附属病院 約▲ 3 億円/ 月 |
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(2020年4月現在)
(当初計画に対する減収見込み)上半期 | 下半期 | 2020年度合計 | |
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医学部附属病院 | ▲25.9億円 | ▲50.8億円 | ▲76.7億円 |
歯学部附属病院 | ▲10.9億円 | ▲14.6億円 | ▲25.5億円 |
両病院計 | ▲36.8億円 | ▲65.4億円 | ▲102.2億円 |
(2020年4月現在)
COVID-19 対応のための臨時支出 | →空調設備や陰圧装置や人工呼吸器その他医療材料や危険手当を含め、今後にわたり数億円以上の支出見込 |
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新型コロナウイルス対策基金にご協力ください
東京医科歯科大学は、新型コロナウイルス感染症に正面から立ち向かっています。そのため、病院の改装、医療機器、防護服、検査試薬など諸費用は莫大なものになっており、より良い診療、教育、研究を維持向上させるためには、皆様のご支援が必要です。お寄せ頂いたご厚意には必ず報いるよう、一層の社会貢献に努めて参りたいと思います。宜しく、ご理解、ご支援のほどお願い申し上げます。
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