祝!C棟スタート 集中治療部(C棟5階ICU-HCUについて)
C棟のスタートを祝して、おもに5階ICU-HCUを中心に活躍する集中治療部に話を聞きました。
C棟のスタートを祝して、おもに5階ICU-HCUを中心に活躍する集中治療部に話を聞きました。
若林 健二先生 私は拡張した集中治療部において、術後患者や重症患者の診療に当たる責任者 という役割です。
古川 文子師長 安全に病棟運営ができるよう、什器類の選定や一部機材の取り付け方法の検討、備品類の設置場所の検討、運営方法などの決定などを行います。
若林 健二先生 設計段階から人が入れ替わっていますが、全個室、感染対策用病室、1つの場所で2つの病床が見渡せる仕組み、処置時の動線、など多くの点について多数のスタッフが頭を絞ってきました。
古川 文子師長 全室個室であること、外光が差し込むことで患者家族にとって今までとは異なるより良い空間となることを期待しています。
丸山 史先生 今までより明るく、全て個室化されている点では、患者さんにとってより良いICUになる可能性があるのではと思って期待しています。
若林 健二先生 常に診療の質を改善し続ける事を心がける場にしたいと思います。
丸山 史先生 設備としてはきれいになって機能強化された面がありますが、それだけではより良いICUにすることはできないと思います。機能を活かすにはどうしたらいいか、また足りないところをどう補っていくか探りながら、これがスタートだと思って新しいICUを作っていきます。
古川 文子師長 機能面ではどこまで充実するかは未知の世界です。今まで体感したことのない環境となるため、よりよいものとなるようスタッフだけでなく患者家族が治療を安心して受ける場として患者ファーストに検討していきたいと考えています。
若林 健二先生 コロナ禍における診療の最前線として、最前線で闘ってきた院内ICU/HCUが病床数も20%以上増えて、新しくなります。世界最高水準のトータル・ヘルスケアを提供すべく、スタッフ一丸となって、引き続き頑張ってまいります。
東京医科歯科大学病院 集中治療部 部長・主任教授 若林 健二先生
集中治療部 副部長・師長 古川
集中治療部 助教 丸山 史先生