コホート研究 「神奈川ひざスタディ」

研究代表者 関矢一郎

 現在、中高年の6割以上の方がひざの痛みを抱えています。その大半は、関節の表面にある軟骨がすり減って歩きづらくなる「変形性ひざ関節症」が原因です。しかし、レントゲン検査では、病状が進んでからでないと、その診断ができませんでした。
 今回、わたしたちは、MRI画像を使ってひざ関節の状態を詳しく、かつ、わかりやすく調べる方法を開発しました。この方法を使えば、変形性ひざ関節症の早期の状態、すなわち、「未病」を見える化することが可能になります。
 皆様のMRI画像とひざを中心とする情報をご提供いただき、変形性ひざ関節症の病態把握に結びつく研究にご協力をお願いします。