Home > 取組内容 > 育児・介護と研究の両立支援 > 研究支援員配備の実施
ダイバーシティ(多様性)を尊重する組織は、透明性に優れ、画一的組織より少し手をかける必要があります。今回の事業では、順天堂大学と東京医科歯科大学は生命の進化における多様性の重要性を熟知する生命系大学として、率先して多様性を包括し、個人の活力をさらに活かす取り組みを進めたいと連携しました。取り組みの中で、私は子育て中の女性研究者の声に耳を傾け、一緒に課題を見つけ、解決策を探し、次の世代により良い環境を整備できるように頑張りたいと思います。2大学が距離の近さを活かして緊密に連携し、加えて株式会社ニッピとの産学連携を推進する中で、多様性が拡がり、進化することを期待しています。
研究支援員配置小委員会
平澤 恵理
出産・育児・介護等のライフイベントを抱えており、仕事・研究の継続に困難を感じている研究者の方に、自分の研究業務の補助を行う研究支援員を配備することにより、キャリア継続の支援、研究発展の支援を行うことを目的としています。
計20名(平成31年度)の女性研究者に、研究支援員を配備しています(平成28年度は26名、平成29年度は23名、平成30年度は26名)。また、研究支援員を配備していない女性研究者に対しても、メンターが相談にのるなど、研究を継続できるよう支援しています。
「研究支援員バンク」を構築し、研究者と研究支援員のスムーズなマッチングをはかっています。
連携機関に勤務するライフイベント中の女性研究者
(男性の場合は、ライフイベント中で有り、かつ配偶者が研究機関にフルタイムで勤務している方)
各機関の特色とニーズを反映した研究支援員配備を行うことができています。
この度、本事業の一環として実施している「研究支援員配備事業」において、研究支援業務を行っていただく研究支援員の募集します。
詳細は、下記要項を、ご覧ください。
※順天堂大学の学生の方は登録届ダウンロード前に登録希望の旨をsankaku@juntendo.ac.jpまでご連絡ください。
・平成31年度は4名の女性研究者に研究支援員を配備しています。(平成29年度は2名、平成30年度は9名)