大学院医歯学総合研究科
東京医科歯科大学
image_1 教育研究内容・指導教官
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image_3 概要 専攻・講座・分野名 教育研究内容・指導教官 大学院室

専攻系名

大講座名

専攻分野名
及び指導教官

教育研究内容

生体環境応答学系


生態環境を免疫系を中心とする機能で認知し、応答する生体機能を解析し、感染症、アレルギー、自己免疫病等の病因病態の解析と診断・治療法の教育研究を行う。
感染応答学

細菌、真菌、ウイルスなどの感染因子、さらに新しく生体環境内に出現する感染因子などに対する生体応答を分子生物学的手法、免疫学的手法、生化学的手法を用いて教育研究し、臨床医学の場に還元するとともに、新しい診断法と治療法の教育研究開発を行う。
感染分子制御学
教授
烏 山 一
レトロウイルスをはじめとするウイルス感染によりもたらされる個体側の反応に注目し、その背景に展開されている分子制御機構の解明を目指す。特にウイルス感染をはじめとする種々の抗原に対する抗体産生機構、サイトカイン発現及び免疫担当細胞のアポトーシス制御などの分子機構に重点を置き解析する。またレトロウイルスの特性を生かして遺伝子導入、遺伝子欠損モデルを作成して疾病の診断・治療に応用しうる先端研究を駆使した教育研究を行う。
ウイルス制御学
教授
山 本 直 樹
主としてHIV とHTLV の2 種類のヒトレトロウイルスを用いて、それらの感染、増殖、発病機構についての教育研究を行う。ウイルス学、免疫学、分子生物学的手法を駆使して、特に発症予防のための抗ウイルス剤、感染予防のためのワクチンの開発とそれによるウイルス感染症の制圧をはかる。
免疫治療学
教授
神奈木 真 理
ヒトレトロウイルス持続感染性疾患(白血病、AIDS他)では、ウイルス病原性とともに免疫応答の生体内調節が疾患発病に大きく影響する。これは、腫瘍や自己免疫疾患にも共通する。本分野では、このような疾患の発症メカニズムを解明し、免疫調節の修飾による治療法を教育研究開発する。
腫瘍ウィルス学
教授
山 梨 裕 司
腫瘍ウイルスの関与する癌はヒト癌全体の約2割程度と言われている。特にEBウイルスはバーキットリンパ腫や上咽頭癌に加え、エイズや臓器移植後の免疫不全状態におけるリンパ腫や胃癌の発症にも関与すると考えられている。現在、腫瘍ウイルスによる発癌機構に関しては、分子レベルのシグナル伝達機構としての記述が求められている。本分野では、ウイルスによる発癌機構と非ウイルス性の発癌機構の両者に対する分子論的な記述を目標に、シグナル分子を対象とした生化学的な解析と培養細胞・マウス個体を対象とした分子生物学的な解析を融合した教育研究を行う。また、発癌シグナルの生理的な意義を知る目的で、正常なシグナル伝達機構に関する教育研究も並行して行う。
ウィルス感染学
教授
山 本 興太郎
ヒトのリンパ球を標的とする病原ウイルス(HIV ‐1 .、HTLV ‐1 .、EBV 等)を対象として、宿主‐寄生体の相関を規定している機構を教育研究する。感染によりリンパ球や生体に惹き起こされる応答を、細胞、生体とウイルス、あるいは、双方の遺伝子やその発現によって産生される分子間の相関から解析し、その制御を計る。
生体応答学

環境因子がその発症に重要な役割を持つ免疫病とアレルギー病の病因解析をそれら環境因子と生体反応との関わりの中で教育研究する。その成果に基づいて免疫病、アレルギー病の診断法と治療法の教育研究開発を行う。
発生発達病態学
教授
水 谷 修 紀
人体が発生してから成人に至るまでの過程で多様な成因により多様な異常が生じる。その内因・外因・発生機序の解析、病態の解明及び治療法の教育研究開発を行う。
生体応答調節学
教授
宮 坂 信 之
化学物質や種々の病原体などの環境因子に対する生体の応答調節機構を解析するとともに、アレルギー・膠原病・感染症などの病態における応答調節異常のメカニズムを分子及び遺伝子レベルで解明し、これを人為的に是正する新たな治療法の探索をするための教育研究を行う。
環境皮膚免疫学
教授
西 岡 清
微生物、化学物質などの環境要因に起因する種々の免疫機構を介する皮膚疾患における誘因分子群及び免疫制御機構を解析し、それら疾患の予防法、治療法を教育研究開発する。また、輸入伝染病をはじめとする種々の皮膚感染症の診断法、予防法及び治療法を開発するための教育研究を行う。
代謝応答化学
教授
寺 岡 弘 文
先天的・後天的を問わず疾患は一般に、内因性・外因性の様々な刺激に対応する生体内化学物質の代謝の乱れを伴う。特に、DNA代謝を中心にして、それら代謝応答の不調によって生じる疾患を分子レベルで解明し、診断や治療に寄与するための基礎的研究及び教育を展開する。
免疫応答制御学
教授
鍔 田 武 志
免疫系は、異物を効率よく排除するシステムであり、病原微生物やがん細胞から生体を防御するのに不可欠である。しかしながら、異常な免疫反応は、自己免疫疾患やアレルギーを惹き起こす。本分野では、免疫系の成り立ちとその維持の機構を明らかにし、さらに、その成果を用いて免疫応答を制御することにより、免疫賦活化や異常な免疫反応を抑制することを目的とする。最近、免疫系の成立維持においてリンパ球の細胞単位での増殖・分化誘導か、細胞死誘導かの選択が重要であることが明らかとなってきた。そこで、これらリンパ球の選択機構の解析とその応用が本分野での教育研究の中心的な課題となっている。

口腔機能再構築学系 全人的医療開発学系
顎顔面頸部機能再建学系 認知行動医学系
生体支持組織学系 生体環境応答学系
環境社会医歯学系 器官システム制御学系
老化制御学系 先端医療開発学系

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