2021年度「難治疾患共同研究拠点」の共同利用、共同研究課題及び研究集会を公募します。
東京医科歯科大学難治疾患研究所は、2010(平成22)年4月1日より「難治疾患共同研究拠点」として、難治疾患に関する研究を行っておられる研究者コミュニティの方々と共同利用・共同研究を推進しています。また、2016(平成28)年1月14日に文部科学大臣から、これまでの拠点活動が評価され、2021(令和3)年度までの拠点活動の継続が認定されています。
今回、以下の共同研究、研究集会を公募します。採択された研究課題については、本研究所が所有する3つの難治疾患研究リソースを活用して、難治疾患の病因から診断、治療開発の基盤的共同研究を推進します。
拠点のミッション |
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以下の研究領域、研究対象に関連する共同利用・共同研究、および難治疾患に関する研究集会(シンポジウム)を公募します。
- 研究領域
1) 難治疾患の病因・病態解明に関する基礎・応用研究
2) 難治疾患の診断・治療・予防法の開発に関する基礎・応用研究
3) 難治疾患研究に有用な解析技術・モデル生物の開発に関する基礎・応用研究 - 研究対象
A) 悪性腫瘍
B) 脳・神経系難治疾患
C) 心・血管系難治疾患
D) 運動器系難治疾患
E) 免疫・感染症系難治疾患
F) 代謝系難治疾患
G) その他の難治疾患
2021年度は、難治疾患の原因解明、治療法の開発につながる共同研究の中から、次の研究課題を計45件程度採択する予定です。
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ア.重点的支援を行なう戦略的研究課題 4件程度 120万円程度/年
イ.新規領域開拓を支援する挑戦的研究課題 4件程度 60万円程度/年
ウ.一般研究課題 37件程度 40万円程度/年
また、研究集会(シンポジウム)については、次のとおりで公募します。
エ.研究集会 3件程度 50万円程度/件
- 2021年4月1日の時点で、大学・研究機関の研究者またはこれに相当する方。なお、申請者以外の研究者として、大学院生を含めることができます。
- 研究組織には、本研究所所属の研究者を含むものとします。
- 研究集会の申請者及び参加者についても上記と同様の構成とし、東京医科歯科大学において開催することを原則とします。
- 若手研究者集会の申請者は、43歳未満もしくは、学位取得後8年以内の研究者とします。
研究期間及び開催期間は、原則として2021年4月1日から2022年3月31日までの期間とします。 本共同研究拠点の認定期間は2021年度(2022年3月31日)で終了いたしますので、新規申請の場合の共同研究期間は1年間となります。
- 申請者は、研究課題または研究集会課題、参加予定者、必要経費及びその他必要と認められる事項について、事前に所内対応教員と打合せを行い、申請して下さい。
本研究所の各研究部門や附属施設、所属教員名、研究の概要等については本研究所のホームページ(http://www.tmd.ac.jp/mri/)を御覧下さい。 - 共同研究の申請の際には以下、書類に記載及び押印をしたのちに、PDFデータにてmri.adm@cmn.tmd.ac.jpへご提出願います
※共同研究申請書(様式1)には研究全体にかかる研究費を記入願います。拠点からの支援はその内最大で120万円となります。
・共同研究申請書 (様式1)
・本研究所受入教員の承諾書 (様式2) - 研究集会の申請の際には以下、書類に記載及び押印をしたのちに、PDFデータにてmri.adm@cmn.tmd.ac.jpへご提出願います。
・研究集会申請書 (様式3)
・本研究所対応教員の承諾書 (様式4)
様式ダウンロード
- 共同研究申請書(様式1)(Word)
- 共同研究申請書(様式1)(PDF)
- 本研究所受入教員の承諾書(様式2)(Word)
- 本研究所受入教員の承諾書(様式2)(PDF)
- 研究集会申請書(様式3)(Word)
- 研究集会申請書(様式3)(PDF)
- 本研究所対応教員の承諾書(様式4)(Word)
- 本研究所対応教員の承諾書(様式4)(PDF)
共同研究及び研究集会の審査は、本拠点運営委員会で選考し決定します。なお、審査結果により、採択額が申請額より減額となる場合があります。 採否通知は、直接申請者に通知いたします。
共同研究及び研究集会の実施に必要な旅費、消耗品費等の経費は、研究課題遂行に必要な額を
記載してください。
なお、申請に基づき研究所予算の範囲内で本研究所が支出します。
採択された研究代表者は、研究終了後、共同研究報告書を提出してください。共同研究報告書の提出依頼は、採択通知とともに報告書様式をお送りいたします。
なお、提出いただいた報告書は、難治疾患研究所が必要とする範囲内において、難治疾患研究所HP等で公開します。
- 動物実験研究や、ヒト試料の使用、ヒト遺伝子解析研究、遺伝子組換え実験などについて
生命倫理・安全対策への取り組みを必要とする研究については、法令等に基づき研究所内外の委員会等による承認手続き、教育訓練の受講などが必要となる場合があります。 - 知的財産権の取扱い
国立大学法人東京医科歯科大学受託研究等取扱規則を準用します。
(知的財産権の帰属等)
第43条 共同研究による発明等に係る知的財産権の持分については、本学又は外部機関に帰属する研究担当者の貢献に応じて本学と外部機関との協議の上定めるものとする。 - 宿泊施設
本学周辺には、様々な宿泊施設がございます。一部のホテルとは本学への来賓等のための宿泊施設確保の一環として法人契約を締結しており、特別料金でご利用できます。
ご利用を希望される方は研究所問い合わせ窓口(03-5803-4524)までご連絡願います。
※宿泊費については、本学職員旅費規則に準じて、実費額を支給します。 - 施設・設備の利用について
共同研究に必要な難治疾患研究所の施設・設備を利用することができます。 - 共同研究による成果の発表
学術論文、学術集会等で本共同研究の成果を発表する場合には、必ず本共同研究による旨を明記してください。
This study was supported by Nanken-Kyoten,TMDU (2021-●●)
申請期限 2021年1月29日(金)(期限厳守) |
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【提出先】 東京医科歯科大学難治疾患研究所総務係 〒113-8510 東京都文京区湯島1-5-45 電話:03-5803-4524 FAX: 03-5803-0392 E-mail : mri.adm(ここに@を入れてください)cmn.tmd.ac.jp |
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