研究
3. 肝癌・肝硬変の病態解明と新規治療法の開発
研究面では、肝癌の発生・進展・治療抵抗性に関わる分子機構の解析、ヒトiPS細胞モデ ルを利用した疾患病態の解析、肝臓の組織再生・線維化機構の解析、肝前駆細胞の分化調 節機構の解析、ウイルス学・免疫学的アプローチによる研究など、臨床面から課題を抽出して、新しい着眼点から研究を進め、最終的は臨床の医療に還元し、新たな治療法の開発できるよう挑戦しております。
《主要研究テーマ》
- ゲノム情報を基盤とした肝癌の発生・進展・治療抵抗性に関わる分子機構と疾患感受性遺伝子の解析
- ヒトiPS細胞を利用した疾患モデルの開発と疾患病態解析
- 抗線維化療法の開発に向けた肝臓の組織再生・線維化機構の解明
- 肝幹・前駆細胞の分化・増殖を制御する分子機構の解析
- 肝炎ウイルスの自然免疫抵抗性・治療抵抗性の機序の解析
Scientific Reports, 2016 (Kaneko, Kakinuma, Asahina et al.)に掲載