人体構造総論(2学年),人体解剖学(2学年)については全ての範囲、医学導入(1学年),呼吸器ブロック(3学年),消化器ブロック(3学年),プロジェクトセメスター(4学年),臨床導入実習(4学年)では一部を担当する.
複雑な人体構造の立体的配置を様々な角度から理解することと医師・研究者として必要となる観察眼を養成することを目標としている.
人体構造総論では人体の成り立ち,とくに系統発生に重点を置き,人体の構造・配置を考える基礎を作る.また,比較解剖学的な見地から,脊椎動物の一般のbasic body planにも焦点をあてる.人体発生学は,個体発生の視点から各器官の発生およびその立体配置完成のプロセスについて理解する.
解剖学講義では神経,血管などの体内配線図を中心に,諸構造の相互位置関係を血管・神経とのつながりを通じて理解することに重点を置いている.このためには,解剖学実習を通じて,剖出-観察-所見の記録-討論という過程を反復することが望ましいと考える.学習を有機的に結びつけるため,講義・実習の中に臨床医学的要素も取り入れている.
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